■2015年5月宿泊
Room
今回利用したのはレギュラーフロアの「デラックスダブル」。前回利用した「スタンダードダブル」が25㎡ほどなのに対して、この部屋は38㎡と格段に広いです。
開業以来、大規模なリノベーションは行われていませんが、小まめに改修されているため劣化は感じず快適です。ただし、天井高は2.57mとやや物足りません。
ドアを開けると大きめのラゲッジ台があり、下部は2×2の引き出しになっています。一方、人感センサー付きのクローゼットは少しコンパクト。中にチェストは無く、ズボンプレッサーと薄っぺらい使い捨てスリッパが床に置かれています。
クローゼットの脇にはミニバーと冷蔵庫。ティーセットはカフェインレスコーヒー、「YOKOHAMA BLEND21」(三本コーヒー)、紅茶、緑茶、カモミールの5種類、ウイスキーとブランデーのミニチュアボトルは計4本です。
この部屋には三面鏡を備える独立したドレッサーが置かれていて、その脚部分も収納スペースになっています。この引き出しは深さがあるので何かと便利。
テレビはPanasonic製「VIERA TH-L37G1HT」。下部のワイドな引き出しは2段。上段にはパジャマが収納され、下段の一部はセーフティボックスになっています。
ライティングデスクは独立型で71cm×120cmと十分な大きさ。机上にはパンフレットなどが数多く置かれているので片付けがちょっと面倒。また、電話機のコードやLANケーブルが剥き出しなのは見苦しく、ライトは光が当たる範囲が狭くて使い勝手が悪い。
デスクチェアは肘掛け付きで快適です。インターネット接続は下り16.2M、上り20.8Mbpsとイマイチ。
窓際のスペースは広々としています。ここにはアームチェアが2脚とコーヒーテーブル。チェアのうち1脚はオットマンつき。デザインは少々古さを感じますが、座り心地は良好です。
ベッドは180cm幅のシモンズ製マットレス。ヘッドボードは「ウェスティンホテル東京」をあっさり目にしたようなデザインです。ナイトテーブルは両サイドに一台ずつ。コンセントはありません。シェード型ランプのほかにアーム型の読書灯を備えていますがパワーは弱い。
ルームサービスは品揃え豊富で深夜2:00まで。メニューにはアレルギーもきっちり表示されています。「アメリカンブレックファースト」は宿泊当時3,000円でしたが、現在は3,800円に、小倉トーストがついた「名古屋モーニング」は内容を変更し、2,550円から3,700円へと価格UPとなっています。
Bath Room
バスルームは明るく、床は大理石で質感が高い。スタンダードルームとは異なり、シャワーブースがついています。ただし、残念ながらトイレは同居タイプです。シンクトップは石造り。
バスタブは寝そべるタイプで、長さは十分。注意を促すイラストが貼られているように滑りやすい。寝そべるとシンク下の配管が丸見えになるのは質感を損ねていて非常に残念。
シャワーブース内は照明があまり当たらないので暗い。レインシャワーは無く、ハンドシャワーもマッサージ・ミスト機能などが無いシンプルなもの。水圧はかなり弱くて残念。
タオル類は劣化していてゴワゴワです。アメニティは当ホテルオリジナルのものに加え、男性用・女性用のスキンケアセットが用意されています。シャンプー類はMARGARET JOSEFIN。
View
今回の部屋は西側。栄方面の東側とは異なり、こちら方面に高い建物は無く、かなり遠くまで見渡す事ができます。
目立ったランドマークは無いものの、夜景は大変美しい。
Impression
当ホテルは開業して16年が経ちましたが、依然として名古屋ではNO.1のホテルであり、他ホテルとの差も大きいと思います。今回は滞在時間が短かったため、コンシェルジュフロアではなくレギュラーフロアの利用でした。
流石に最新のホテルと比べると客室は古さを感じますが、メンテナンスはきっちり行われているので快適に過ごすことができました。
名古屋マリオットアソシアホテル
〒450-6002 名古屋市中村区名駅1-1-4
TEL:052-584-1111
チェックイン15:00 チェックアウト12:00