ANAクラウンプラザホテル成田宿泊記「デラックスツイン」

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■2017年12月宿泊

Check In

「ANAクラウンプラザホテル成田」へは成田空港から送迎バスで15分ほど。

銀座・東京駅からは「THEアクセス成田」というバスが運行されていて、片道わずか1,000円。成田エクスプレス(NEX)やオレンジ色のリムジンバス(東京空港交通)に比べてお得感が高いです。

同バスはエクセルホテル東急(現「マイステイズプレミア成田)とヒルトンを経由して当ホテルに到着します。周囲の道路は細くて坂も多い田舎道でびっくりしました。

ホテルの建物はエレベーターホールを中心に左右に翼を広げたような形をしています。真っ白な外観はいかにもANAホテル。

隣接するよく似た外観の建物は機内食を製造しているANAケータリングサービスの工場です。

メインエントランスにドアマンは不在。バスで経由したヒルトンでは中からベルガールが出てきて対応していましたが、当ホテルでは特に無し。

ロビーは吹き抜けで広々。中央にはソファが数多く置かれています。

フロントでのチェックインはスムーズなもの。過不足の無い対応でした。ベルはおらず、自力で客室へ向かいます。

時節柄、正月飾りがたくさん。

ロビーの一角にあるこのお店はお土産屋さんではなく24時間営業のファミリーマート。

エレベーターは3基。旧型で動きがガタンガタンと固いけれどスピードは速いので待たされることはありませんでした。

客室は4〜16階に設置され、フロアは特にカテゴリ分けされていません。

当ホテルは1989年に「成田全日空ホテル」として開業し、2007年に現名称へとリブランドされました。

ロビーは綺麗に改装されていますが、この廊下はやはり経年を感じます。幅が狭く、天井も低くて圧迫感があります。

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Room

今回予約してアサインされた部屋は15階の「デラックスツイン」。プラチナ特典のアップグレードはありませんでした。面積は29㎡、天井高は2.57m。

照明は少なく、シーリングライトが窓近くにあるだけなので室内はとても暗い。

ドアをあけるとすぐにクローゼットがあり、アイロン、セーフティボックス、チェストを収納。

IHG・ANA系列らしくアイロン台は使い勝手の良い大型サイズ。ハンガーは7本。

キャビネットはシンプルなもの。上に乗せられたテレビはPanasonic製「VERA TH-32LRG20」。2010年製と少し古い。

キャビネットの中はスナック、ティーセット、冷蔵庫。ティーセットはUCCのブレンドコーヒーとカフェインレスコーヒー、紅茶、煎茶のティーバッグ。

キャビネットの扉は右開きなのに中の冷蔵庫は左開き。細かい点だけど使い勝手は悪い。

冷蔵庫はコンパクトなもので、ワイン、缶チューハイ、ビール、ミネラルウォーター、ペリエで満員御礼。

キャビネットの脇にはアームチェアをコーヒーテーブルを挟むようにL字型に配置。キズがちょっと目立ちます。

ライティングデスクは壁際に設けられています。目の前の鏡はやたら細長い。デスクは幅120cm奥行55cm。

端っこに置かれたスタンドライトは筒型でややパワー不足。デスクチェアはキャスター&肘掛けつき。

ベッドは110cm幅。マットレスはてっきりシモンズだと思ったらエースベッド製。寝心地が固くてかなり残念でした。

ヘッドボードから伸びるアーム状の読書灯も弱々しい。

ナイトテーブルは中央に1台。電話機はライティングデスクにあるためすっきり。後付けのOAタップ有り。

ルームサービスは24時間営業。ただし23時以降はスープ、焼きおにぎり、かに雑炊、サンドウィッチ、サラダのみ。

メニューはクラウンプラザらしく字ばかりで写真が無く、食欲をそそられません。

朝食は5:30〜23:00までとほぼ一日中オーダー可能。「コンチネンタルブレックファースト」は2,000円、「アメリカンブレックファースト」は2,800円、「和朝食」(6:00〜10:00のみ)は2,800円です。

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Bath Room

バスルームは床・壁共にタイル張り。シンク前の床はチェッカー模様。「ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル」のようなパネルの壁よりはマシだけど、決して高級感があるわけではない。

このバスルームの明るさも居室同様に今ひとつ。特にバスタブ付近は暗いです。

シンクは割とコンパクトですが、特に不自由することはありませんでした。アメニティはANAクラウンプラザ共通のもので、追加はありません。

シンクの脇には簡単な仕切りがあり、便器とバスタブは密着しそうなほどに近い。バスタブはゆったりサイズで足を伸ばすことができる。

シャワーの水圧は問題なし。

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View

窓は二重窓になっています。当日は窓ガラスがかなり汚れていました。ドレープは厚手で遮光性は問題ありません。

今回の部屋はエアポートサイド。眼下には東関東自動車道が走り、その奥には成田空港が見えます。

森の中に建っているような建物は「マロウドインターナショナルホテル成田」です。

エアポートビューとはいえ空港まではソコソコの距離があり、空港夜景を楽しむという程では無いです。

またその割に、頭上を飛行機が通過するので騒音が気になってしまいます。二重窓とはいえ効果には限界があるようです。

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Breakfast

朝食は1階「レストランカフェ セレース」での和洋ビュッフェ(2,500円)。エアポートホテルらしく朝6時から営業しています。

店内は100席を越える大箱。大きな窓からは陽射しが差し込みますが、眺めは正面玄関と駐車場なので面白みは全く無い。

ビュッフェ台がテーブルから隔離されたスペースにあって、静かに食事できるのは嬉しいポイント。

エッグステーションが設けられていますが、作ってくれるのはオムレツのみ。スクランブル、目玉焼き、ポーチドエッグといった他の玉子料理は作り置きです。

他の温製料理はベーコン、ハッシュドポテト、ソーセージ、温野菜、ソテーベジタブルなど一般的なメニューはありますが、個性的なものは全くナシ。

冷製料理は非常に少なく、サラダくらいしかありません。料理の品揃えはこれまで利用したIHG・ANA系列で一番貧弱でした。

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Impression

マットレスの固さは既に時代遅れ。空気清浄機がいまどき常備されていないのも残念。

また、チェストがクローゼット内だけというのも使い勝手が悪い。成田空港周辺のホテルは都心に比べればかなりリーズナブルで、当ホテルでも1万円以下の宿泊プランが多数出ています。

しかし、残念ながら何か秀でた点を見つけることはできませんでした。

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ANAクラウンプラザホテル成田
〒286-0107 成田市堀之内68番地
TEL 0476-33-1311
チェックイン15:00 チェックアウト11:00

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