ノボテル札幌宿泊記「デラックスツイン」

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■2013年9月宿泊

Check In

「ノボテル札幌」(現「プレミアホテル中島公園札幌」)は豊平川の対岸に建つ「ルネッサンスサッポロホテル」(現「プレミアホテル-TSUBAKI-札幌」)と同じく、高級マンションの仲介で有名なケン・コーポレーションが所有しているそうです。

最寄り駅は地下鉄南北線でススキノから一駅の中島公園駅。周囲には「札幌パークホテル」や「札幌エクセルホテル東急」など数多くのホテルが軒を連ねています。

このホテルは群を抜く高層ビルなのでどこからでも目立つけれど、幹線道路から少し奥まった場所にあり、公園とは反対側の住宅地にエントランスが設けられているため、駅からのアクセスルートはやや分かりづらい。特に夜道は暗いので要注意です。

25階建てゆえに大規模ホテルを想像しがちですが、実は「札幌全日空ホテル(現「ANAクラウンプラザホテル札幌」)」と同じくらい奥行きの無い建物なので、客室数は228室。11階建ての「札幌パークホテル」の216室とあまり変わりません。

1988年に「ホテルアーサー札幌」として開業して四半世紀が経ちましたが、館内は綺麗にリノベーションされ、ブラウンを基調とした暖かみのあるデザインになっています。フロントは小さなカウンター。

対応してくれたのは年配の男性スタッフ。チェックインの手続きは流石にスムーズでしたが、宿泊代金が前払い制なのは残念です。

夜遅い時間のチェックインだからなのかベルは不在。自力で部屋へ向います。エレベーターは4基あり、カゴ内の壁は黒い石を貼ったゴージャスなものだけど、古い建物だけにスピードは遅いですね。

客室階のエレベーターホールは有料ビデオカードの自販機が置いてあるだけでガランとしています。窓からは西側の円山方面に連なる山々を望みます。

アサインされたのは18階。スイートがあるような特別フロアでも無いのに、客室はわずか9室しかなく、いかにコンパクトな建物かが分かります。南北に真っ直ぐ伸びる廊下はやたら狭く、客室の話し声やテレビの音がかなり漏れています。

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Room

今回の部屋は「デラックスツイン」。このタイプの客室面積は33.4~39.3㎡と随分バラつきがあり、床がフローリングの部屋もあるようです。ドアを開けると細長いホワイエがあり、右側にはクローゼットが置かれ、左側はバスルーム。

クローゼットはこのクラスのホテルにしては大きく、中には使い捨てスリッパとセーフティボックスが収納されています。

なお、バスルームの扉を90度開けば内扉になり、ホワイエとベッドルームをセパレートすることができます。

ベッドルームは右側にリビングスペース、左側がベッドスペースを配した造りで「札幌パークホテル」や「札幌プリンスホテル」で利用した部屋に良く似ています。

幅は6.2mもありますが、天井は低くくて2.44mほどしかありません。カーペットは「シェラトン都ホテル東京」並に毛足が短くて振動が気になるし、汚れも目立ちます。

テレビはSHARP製「AQUOS LC-40AE7」。壁に飾られたは9枚の写真はどれも微妙に傾いていて気持ちが悪い。こういうのはきちんと整列されているからこそ映えるのに。

ライティングデスクの奥行きはそこそこだけど、机上のスタンドライトは少しパワー不足。目の前の壁は同じアコーホテルズの「メルキュールホテル銀座東京」などと同じくファンシー。花柄は写真だとアレな印象を受けますが、実際はあまり気になりませんでした。インターネット接続は無料で下り1.8M、上り40.4Mbps程度。

冷蔵庫は空っぽ、グラス類は必要最小限の取り揃えです。ホテルディレクトリには約款や非常口の案内程度しか載っておらず、かなり不親切。自動販売機がどこにあるのかさえ分かりませんでした。

部屋の中央にはラブチェアとオーバル型のウッドテーブル。対になる一掛けのチェアはなぜか離れた位置にセットされていました。テレビはSHARP製「AQUOS LC-40AE7」。

壁に飾られたは9枚の写真はどれも微妙に傾いていて気持ちが悪い。こういうのはきちんと整列されているからこそ映えるのに。

ベッドは120cm幅のフランスベッド製マットレス×2。寝心地は固いしシーツはザラザラが気になる一昔前のレベル。マリンブルーのベッドスローと赤黒二色のクッションはリゾートを感じさせますが、花柄の壁とはあまりマッチしていないような気がします。

ナイトテーブルは中央に1台のみ。コンセントはありません。

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Bath Room

パウダースペースはダブルシンクを設置できるほどに広い。スツールも置かれていて照度も十分です。

アメニティは必要最小限の品揃え、シャンプー類はポーラの「アロマエッセ」でした。トイレットペーパーがシングルというのはかなり残念。

一方、ウェットスペースはトイレとバスタブが同居していて狭いし、黄色かかった照明が少し不気味。パウダールームにはこんなにスペースを割かずに、ウェットスペースを広げて欲しいもの。バランスがおかしいですね。

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View

窓は2面。手動操作のドレープは隙間から光が漏れます。今回の部屋からは東側に広がる緑豊かな中島公園を見下ろします。周囲に高い建物は少なく、高層階ならば眺めは開放的。

ただし、中島公園ビューならば、園内の池により近い「札幌パークホテル」がベスト。

反対側の西側もエレベーターホールから見た限り、「シティビュー」といった眺めで悪くありません。

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Breakfast

朝食は2階のフレンチビストロ「ラ・プロヴァンス」で提供されている和洋ビュッフェ。この日は観光客よりもビジネスマンの利用が多く、6時台でも結構混んでいましたが、騒がしい海外からの団体客がいなかったので落ち着いていました。

料理が並ぶスペースにはエッグステーションが設置され、オムレツか目玉焼きを目の前で作ってもらえます。その他の料理は個性的なものが多く並び、豚丼・コロッケ・スープカレー・シーフードドリア・冷製バンプキンスープやショートケーキなどがありました。

パンの出来はイマイチで、クロワッサンはのっぺりとしたフニャフニャタイプ。

味付けは全般に薄味な印象が強いです。メニューは洋食が多いけれど、周囲を見渡してみると和食をチョイスしている方が多いように感じました。なお、ルームサービスはディナータイムのみの営業で朝食はありません。

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Impression

急な訪札となったこの日、市内の主要ホテルはほぼ満室。当ホテルを見つけて予約をしたものの、空室は喫煙室のみ。室内には紫煙臭が染みついていたためクローゼットにあったリセッシュを大量にまいて何とか一夜を明かしました。

改装されているとはいえ、建物の古さは隠せません。また、メンテナンスも今ひとつで、ベッドのマットレスは固いままだし、カーペットの汚れやテレビ台の傷が非常に目立ちます。

とはいえ、眺望は良いしコストパフォーマンスはまずまず。「プレミアフロア」のバスルームは広いようなので、次回は利用してみたいです。

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■一休.comレストラン予約:21CLUB(鉄板焼)

■一休.comレストラン予約:ラ・プロヴァンス(ビストロ)

■一休.comレストラン予約:和乃八窓庵(日本料理)

プレミアホテル 中島公園 札幌
〒064-8561 札幌市中央区南10条西6-1-21
TEL 011-561-1000
チェックイン14:00 チェックアウト11:00

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