ルネッサンス サッポロ ホテル宿泊記「ルネッサンスクラブフロア・デラックスダブル」

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■2013年9月ほか宿泊

Check In

米マリオットインターナショナルグループに属する「ルネッサンスサッポロホテル」(現「プレミアホテル-TSUBAKI-札幌」)は、市内中心部から少し離れた豊平側沿いに建っています。

最寄りの駅(地下鉄東西線の菊水駅)までは歩いて10分弱の距離があり、また札幌駅からのシャトルバスは本数が少ないためアクセスは良くありません。タクシーでの訪問が無難でしょう。

タクシーで玄関に到着すると、ドアマンが迎えてくれました。エントランスを抜けた先のロビーはとてもゴージャス。東京・東陽町の「ホテルイースト21東京」に少し似た雰囲気です。

フロントは左奥に設けられた別ロビーにあり、橋を渡ってアプローチします。

こちらのロビーの天井は非常に高く、「ルネッサンスな」世界地図が描かれています。これらパブリックスペースの高級感は札幌市内では抜けた存在だと思います。

チェックインの手続きはスピーディーに終わってベルの案内で客室へ。エレベーターは4基あり、本来ならば十分なカゴ数ですが、この日は他階に修学旅行生が宿泊していて無駄に乗降が多かったため待たされることが多かったです。

今回の部屋は「ルネッサンスクラブフロア・デラックスダブル」です。クラブラウンジと同じ10階にアサインされました。クラブフロアとはいえ、エレベーターに特別なセキュリティはありません。

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Room

客室に着くと僕をソファに座らせ、ベルは跪いてクラブフロアの説明を丁寧にしてくれました。悪い気はしないけれど、ここまでするならばインルームかクラブラウンジでのチェックインにすれば良いのに…。

とはいえ、このホテルのベルスタッフは以前から変わらずフレンドリーで好印象です。

部屋の面積は40㎡で天井高は2.72m。彫り装飾のある明るい木目を多用していてオリエンタルな雰囲気を感じさせつつも、カーペットをグリーンにするなどして落ち着いた空間に仕上がっています。質感も十分に高いです。

壁沿いにはクローゼット、ミニバー、テレビが納められたアーモアと大型の家具が並んでいて若干の圧迫感がありますが、チェストは大きめで収納力は十分です。

以前、テレビはサムスン製の26インチでしたが、現在はSONY製「BRAVIA KDL32-EX300」に変わっています。テレビの下に回転台が追加されて向きを変えることが可能になりました。

ライティングデスクはクラシカルなデザインで大きめだけど、机上にスタンドライトは無く、フロアスタンド頼りなのでやや暗い。コンセントが一カ所しか無いのも残念。チェアは肘掛けの無いタイプながら座面がふっくらしていて座り心地は良好です。

インターネット接続は有線のみ。下り42.4M/上り66Mbpsと高速。

ソファは以前よりも大型なものに変わり、窓に背を向ける配置に変更されました。テーブルはガラス製のオーバル型です。

ベッドは4mほどもある巨大なヘッドボードが印象的です。マットレスは幅200cmのフランスベッド製。ホテルで良く見かけるフランスベッド製のマットレス「ホテルベッド」は「古い・固い・薄い」ものが多くて大の苦手ですが、当ホテルのものは23cmの厚さがあって寝心地は良好です。

なお、この日は16:00頃のチェックインでしたが、既にターンダウン済みの様子でした。ナイトテーブルは両サイドに。コンセントはありません。

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Bath Room

バスルームには広いスペースが割かれ、「札幌プリンスホテル」と同じく市内のホテルでは珍しいシャワーブースつき。

床と壁の下半分はグレーのタイル張りで上部は塗り壁です。照明が少ないため室内は暗く、シャワーブース内は特にそう感じます。

シンクはシングルで正面には大きな円形のミラーがあり、周囲には私物を置くスペースがたっぷり。

アメニティは「トウキョウミルク 」という他ではあまり見かけないブランド品が用意されています。

一方、バスタブは深さ十分で快適です。3年前は「ホテル椿山荘東京」並に水圧が高かったけれど、今回はやや弱くなったと感じました。

トイレはシンクの奥に。残念ながら扉は無く、バスタブから目に入ってしまうのが非常に残念。

このバスルームで気になるのは「音」。シャワーブースの扉にはゴムのストッパーが付いていないため、普通に扉を閉めるだけでドーンと大きな音が響いてしまいます。

また、バスタブの水を抜くとシャワーブースの床下へ流れ、その排水音はかなり耳障りです。

使い勝手はシャワーブースより洗い場付きタイプの方がやはり上で、市内のホテルでは「ホテルクラビーサッポロ」や「JRタワーホテル日航札幌」のバスルームに軍配を上げたいですね。

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View

今回の部屋は豊平川の下流方面を望む向きの部屋でした。窓は床まで伸びていますが、幅の短い縦長形なので開放感は今ひとつ。ただし窓の一部が開くので外気を取り入れられるのは気持ちが良い。窓からは豊平川だけでなく札幌市西部に連なる山々を望み、夜景よりも昼景が魅力的。

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Club lounge

「ルネッサンスクラブラウンジ」は今回の部屋と同じ10階、エレベーターホールのすぐ近くに位置しています。改装されてレイアウトが大きく変わりました。

席数が増えたようですが、そのぶん隣席との間隔が狭くなってしまったのは非常に残念。(公式サイトの画像は旧レイアウト時のまま)

ラウンジ内はセルフサービス式で、フードやドリンク類は飾り気の無い小部屋に置かれています。その小部屋はパントリー脇の廊下を進んだ最奥にあって、スタッフに教えてもらわなければ気づかないであろう場所にあります。

朝食は簡単なコンチネンタルブレックファースト。品揃えはパン、サラダ、ソーセージ、サラミ、ゆで卵、スープ、フルーツ、既製品のヨーグルト程度のもので和食はありません。とはいえ、1階の「カリフォルニアン」は非常に混雑するのでこちらの方がマシなのかもしれません。

スタッフは常駐していますが、コンシェルジュデスクに座って自分自身の仕事に夢中な様子。客が来ても挨拶やラウンジの説明すらありませんでした。セルフサービスといっても、ガラガラなんだからコーヒーくらいサーブしてくれても良いと思います。

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Impression

かつては市内唯一の外資系ホテルとして人気があり、「日経トレンディ」の1996年・2000年の調査では札幌地区第1位、2003年には2位でしたが、2007年の調査では7位にまで下落してしましました。事実、最近は値崩れが大きくてクラブフロア利用でも15,000円程度になっています。

サービス面は縮小がどんどん進んでいるようで、イタリアンレストラン「イル・サーリチェ」は6名以上で7日前までに予約が必要となり、ルームサービスはディナーのみの営業で朝食はありません。

しかも、そのディナーですらメニューはたったの10種類しかなく、メインダイニングである「美麗華」のメニューは扱っていません。

とはいえ、3年前には施設のメンテナンス不足が目につきましたが、多少なりとも改善はされているようで、それなりの満足感を得られました。今後に期待したいですね。

※2015年10月、「プレミアホテル-TSUBAKI-札幌」にリブランドされました。

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プレミアホテル-TSUBAKI-札幌
〒062-0904 札幌市豊平区豊平4条1丁目1-1
TEL:011-821-1111
チェックイン15:00 チェックアウト11:00

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