ロイトン札幌宿泊記「エクシードツイン」

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■2018年9月宿泊

Check In

「ロイトン札幌」へは地下鉄東西線の西11丁目駅から大通公園を抜けて徒歩3分。JR札幌駅(市営地下鉄さっぽろ駅)からは大通駅で乗り換えが必要なためタクシーでの訪問がオススメです。(所要5分程度)

ススキノなどの繁華街からは若干離れており、ホテルの周囲には裁判所や専門学校などが多くて静かなエリア。すぐ隣にはニトリ文化ホール(旧北海道厚生年金会館)があり、市民に古くから親しまれていましたが、施設の老朽化に伴って今年の9月末で閉館となりました。

また、大通公園のちょうど反対側には「札幌プリンスホテル」があります。

当ホテルは大和リゾート株式会社が運営するリゾートホテルブランド「DAIWA ROYAL HOTEL(ダイワロイヤルホテル)」の一軒。ちょっとややこしいのですが、ビジネスホテルチェーンの「ダイワロイネットホテルズ」は同じ大和ハウスグループのダイワロイヤル株式会社という別会社が運営しています。

1992年の開業当初は併設するコンベンション施設利用客向けのホテルとしてオープンしましたが、その後一般客でも利用可能となり、現在は多くのビジネス客や観光客で賑わっています。

そのコンベンション施設は市内屈指の規模で、最も広いホールは収容人数2,014人を誇ります。

メインエントランスは石山通に面しており、ここからは新千歳空港への直行バスも運行されています。

コンベンション施設ゆえの色気が無いロビーを想像していましたが、実際は天井が高く、質感も高くて驚きました。

こちらは北一条通に面した南玄関。

南玄関を抜けるとユニークなホールに繋がっています。

こちらは宴会ロビー。

客室階行きのエレベーターは4基。南側に3基と東側に1基という珍しい配置。

南側の3基はシースルーエレベーターで、大通公園を望む眺め。中央の丸い建物が「札幌プリンスホテル」です。

客室は東向き・西向きなので、この眺めを楽しめるのはエレベーターの中からだけというのは少しもったいない。

建物は20階建てで、客室は6階から19階に設けられています。最上階の20階はスカイバンケット。

客室階のエレベーターホールはシンプルな造り。窓はありません。

廊下の幅はやや狭い。

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Room

客室は今回利用したのは18・19階「エクシードフロア」の「エクシードツイン」。このフロアにダブルベッドの客室は無く、すべてツインベッド。シモンズのマットレスとスンダリのアメニティが用意されているのが特徴です。逆に言えば17階以下での寝心地は期待薄。

エクシードフロアは18階が喫煙、この19階が禁煙フロア。「ロイヤルスイート」や「スイート」といった広い部屋が多く、禁煙+エクシードツインとなると客室数は少ない。

客室面積は30㎡、天井高は2.7m。客室そのものは通常のツインルームとほぼ変わりません。

クローゼットはシンプルな造り。ハンガーは6本とやや少ない。

反対側にはチェストとセーフティボックス。札幌ではジンギスカンを食べることが多いのでリセッシュは必需品。

ティーセットは宮越屋のレギュラーコーヒー、煎茶。紅茶はキャラメル、アップル、ストロベリー、アプリコット。冷蔵庫は空っぽです。

ラゲッジ台の下は深さのある引き出しになっています。

ライティングデスクの奥行きは55cm。スタンドライトはやや弱いけれど頭上にダウンライトがあるので机上の明るさは問題なし。

テレビはSHARP製「AQUOS LC-32E8」。チェストに載っていてデスクよりは一段少し低い位置に。右側のボックスはダイキン製の空気清浄機。

上段の引き出しにはワッフル地のパジャマを収納。

窓際にはどっしりとしたアームチェアが2脚。

ベッドは120cmのシモンズ製マットレス。シーツはザラザラですが掛け布団の質感は前日に宿泊した「札幌パークホテル」より上。

レトロなデザインのナイトテーブルは中央に1台。コンセントも追加されています。

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Bath Room

バスルームは昔ながらのシンク・便器・バスタブが同居するタイプ。比較的コンパクトでバスタブと便座の位置が近い。また、換気がイマイチで匂いがこもりがち。

シンクは低い位置にあり、シンクトップは広々。

アメニティは充実。バラとラベンダーの入浴剤あり、男性用はPOLA「GACHI」の洗顔料・化粧水・養毛剤、女性用は同じPOLA「アロマエッセゴールド」のクレンジング、洗顔料、化粧水、乳液が用意されています。

シャンプー類は「名古屋観光ホテル」と同じ「SUNDARI」。他に資生堂「uminela」の大ボトルもありました。

バスタブは割と大きめで足を伸ばせます。

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View

窓は2.1m×1.2m。カーテンの遮光性は問題ありません。

今回の部屋は西側で円山方面の山々を望みます。周囲に高い建物はほとんど無いので眺望は良好です。眼下には閉館したニトリ文化ホール。

夜景もなかなか美しい。中央に光っているのは大倉山ジャンプ競技場。

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Breakfast

朝食は1階の「カフェトリアノン」で6:30から提供されている和洋ビュッフェです。ルームサービスはありません。市内主要ホテルの朝食ビュッフェが2,000円台後半なのに対し、当ホテルでは一人1,900円(税サ込)とリーズナブル。

お店は4階まで吹き抜けで、北一条通に面した南側の大きな窓からは明るい陽射しが差し込みます。店内は横長の造りで料理のレイアウトは下図のとおり。(テーブルの上にあったマップです)

ビュッフェ台は通路を挟んで両サイドに設置されており、時間帯によってはかなり混雑して通りづらくなってしまいます。

この日の日替わり料理は「小松菜と豚バラのソテー」、「冬瓜とベーコンのブイヨン煮」、「北海道北あかりのジャーマンポテト」。スープは「豆乳コーンスープ」、スムージーは「ブドウとバナナ」でした。

ほか、この図に載っていない料理では「海鮮チヂミ」と「鶏肉のトマトソース煮」がありました。味噌ラーメンは薄味。味噌を追加した方が良いですね。

エッグステーションでは目玉焼き、チーズオムレツ、マッシュルームオムレツをオーダー可能。見た目が汚く、かなり薄味。

北海道らしい海鮮料理が並ぶコーナーはこちら。舟形の台に乗せられています。いくらが食べ放題なのは嬉しいですね。

当ホテルの朝食は、料理の数ではセンチュリーロイヤルホテルの「YUUYOO TERRACE SAPPORO」には敵いませんが、値段を考えれば十分な満足度を得られました。

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Impression

ルームサービスが無い、バスルームが狭いなどの点ではフルサービスの最新ホテルに劣るものの、今回の「エクシードツイン」は客室からの眺めが良く、ベッドも快適。また、朝食も思いのほか満足度が高いものでした。

施設内のコンベンション施設で大型イベントが開催されるときは混雑がかなり心配ですが、コストパフォーマンスも良好ですしまた機会があれば利用したいですね。

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ロイトン札幌
〒060-0001 札幌市中央区北1条西11丁目
TEL:011-271-2711
チェックイン14:00 チェックアウト11:00

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