京都府のホテル

ホテルグランヴィア京都宿泊記「セミスイート・ツイン」

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■2012年12月宿泊

Check In

JR西日本ホテルズのフラッグシップである「ホテルグランヴィア京都」は巨大な京都駅ビル内に位置しています。

グランヴィア京都_外観

グランヴィア京都_外観

中央改札口を出て目の前のエスカレーターを上がれば2階のエントランスはすぐなのでアクセスはとても良好。でも、京都劇場側や南北自由通路沿いのそれらを含め、エントランスはいずれもデパートのよう。それだからか「ターミナル駅の付随施設」という印象が強く、ホテル単体としての風格や高級感といったものはあまり感じません。

ロビーはシックなデザインで絨毯はフカフカ。ソファを数多く配置し、本来はゆったりとした時間の流れる空間です。

しかし、この日はクリスマスの直前。チェックインが重なる夕方に到着したためフロント前には順番待ちの行列ができ、周囲には大きなスーツケースやそれらを運ぶ台車が乱雑に置かれていて騒がしかった。

グランヴィア京都_廊下

グランヴィア京都_廊下からの眺め

客室は8階から15階に設けられ、14・15階は特別階「グランヴィアフロア」です。客室は広場をぐるりと囲むように並んでいて、大雑把に言えばコの字型。

グランヴィア京都_廊下

グランヴィア京都_廊下からの眺め

フロアの一部には見晴らしの良い廊下も設けられています。

グランヴィア京都_廊下

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Room

今回の部屋は50㎡の「セミスイート・ツイン」。ジュニアスイートならどこのホテルでも目にしますが、セミスイートという名称は初めてです。

グランヴィア京都_セミスイート

ドアを開けると、ホワイエや廊下は無くてリビングルームがいきなり。このリビングルームは天井が少し低くく、最も低いところでは230cm程しかないためやや圧迫感があります。

グランヴィア京都_セミスイート

ベッドルームとは障子風のパネルで半分が仕切られているけれど、ベッドはドア付近から丸見え。この造りはちょっといただけない。

室内の壁やカーペット、ソファなどはブラウン系、テーブルやデスクなどの家具はブラックに統一されています。落ち着きのあるデザインとはいえ、やや古くささを感じますね。

また、この部屋は北向きのため陽射しがほとんど入らず、昼間でも暗い。気温も低くなりがちなので要注意です。(バスルームは特に寒い)

グランヴィア京都_セミスイート

ライティングデスクはドア近くに設置。広々としたデスクなのに、A3サイズ超の巨大なホテルディレクトリやパウチされた各種案内などが多数並べられていて非常に鬱陶しい。引き出しの中には雑誌が入っているのでこれらを全て収納することもできません。

シェード型のデスクスタンドは非常にパワー不足…と思ったら、ベッドルームのチェストに予備のスタンドライトが置いてありました。こんなところにあったら気づかない人もいそうです。

グランヴィア京都_セミスイート

デスクサイドにはブラザー製の複合機。インターネット接続は無料で、無線LANの速度は下り20.1M、上り27.3Mbps程度。ただし空きコンセントは一つしか無いためPCを使うならタップの持参は必須です。

グランヴィア京都_セミスイート

ソファはラブチェアと一人がけのものが2脚。ラブチェアはフカフカだけど、座面が短いし背もたれの角度が急すぎて座り心地は今ひとつ。東京・水道橋の「庭のホテル東京」のそれみたいです。

グランヴィア京都_セミスイート

奥まったスペースに設置されたテレビはSHARP製「AQUOS LC-32D30」。ベッドルームにも同じ物が置かれています。インターネット接続用のキーボードがついています。テレビの下にはSONY製のブルーレイプレーヤー「BDP-S350」。まさかブルーレイがあるとは思いませんでした。

グランヴィア京都_セミスイート

京都という土地柄だからなのか、お茶のティーバッグは豊富で「祇園辻利」の緑茶とほうじ茶が4つずつ。ポットにお湯は入っておらず、ペットボトルのミネラルウォーターが置いてありました。これは「ホテルオークラ東京」と同じやり方。冷蔵庫の中はソフトドリンクが中心。アルコールはビール4種とチューハイのみでミニボトル類はありません。

グランヴィア京都_セミスイート

ベッドルームのテレビ下は2段のチェストで下段はコンセントつきのセーフティボックス。ナイトシャツはワンピースタイプです。

グランヴィア京都_セミスイート

ベッドは140cm幅のシモンズ製マットレス×2。寝心地に文句は無いけれどシーツの肌触りはザラザラで今ひとつ。ナイトテーブルは中央に1台。グニャリと曲がるアーム状の読書灯とコンセントつき。ベッドスローはウール100%でマフラーみたいです。

公式サイトには照明やアラームなど、ベッドサイドに集中コントロールパネルを設置とあるけれど、コントロールできる照明はダウンライトのみ。各種スタンドライトは個別に対応が必要です。空調やカーテンの操作ができるわけでも無し、「集中コントロール」と呼ぶのはかなり大袈裟。

なお、この部屋は当ホテルのクラブフロアである「グランヴィアフロア」には属していませんが、15階のグランヴィアラウンジを利用することができます。ところが、このラウンジのサービスはかなり限定されたもので、チェックインの手続きすらできません。朝食やアルコール類、オードブルなどの提供もされておらず、過度な期待は禁物です。

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Bath Room

グランヴィア京都_セミスイート

フレンチドアを開けると妙に広いスペースがあって、左側にトイレ、正面にクローゼット、右側にバスルームが配置されています。

グランヴィア京都_セミスイート

クローゼットは鏡張りの折り戸。中にはバスローブとズボンプレッサーが用意されています。

グランヴィア京都_セミスイート

トイレは個室タイプでシンクつき。

グランヴィア京都_セミスイート

バスルームは細長い造りでシンクトップや壁は白い大理石張りでゴージャス。鏡についている照明は調光可能だけど、最大にしてもあまり明るくならないのが残念。

先端にはローマンシェードつきの細長い窓があるビューバスタイプです。眺めはベッドルームと同じく京都タワー側。外にはバルコニーがありますが、あくまで非常用。

グランヴィア京都_セミスイート

シンクはシングル。これだけの横幅があるならダブルボウルにすれば良かったのに…。アメニティは豊富ですが、基礎化粧品は男性用のみで女性用はありません。シャンプー類はポーラの「デタイユ・ラ・メゾン」です。

グランヴィア京都_セミスイート

バスタブはシンクと平行に設置され、アームレスト付きであまり深さの無いタイプ。オーバーフローの位置も低くく、たっぷりとお湯を溜めることはできません。バスタブの手前にはシャワーブース。水圧は十分で使い勝手は良好です。

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View

グランヴィア京都_セミスイート

グランヴィア京都_セミスイート

グランヴィア京都_セミスイート

窓は縦横共それなりにワイドサイズ。レースは内側に、ドレープは外側につけられていますが、レースは劣化していてシワシワが酷すぎますね…。

今回の部屋は北向きの烏丸側。正面に「異様な」京都タワーを望む程度で他に特段の見所が無い「駅前ビュー」。魅力は乏しいです。ただし、前回利用した南側の部屋は新幹線の騒音が耳障りだったので、それが無いのは嬉しい。

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Impression

今回の部屋は十分な広さを確保している割に、レイアウトはイマイチな印象。とはいえ、短期間の滞在ならば大きな不満はありません。これでクラブラウンジが充実していればもっと良かったのに。

ルームサービスは深夜0:00までとはいえ品数は豊富だし、メニューに写真が多数使われていて見やすい。次回は是非「ラグジュアリーブレックファースト」でエッグベネディクトを味わってみたいですね。

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■一休レストラン予約:五山望(鉄板焼き)

■一休レストラン予約:ビューダイニング コトシエール(フランス料理・イタリア料理)

■一休レストラン予約:浮橋(日本料理)

■一休レストラン予約:楼外楼(中華料理)

■一休レストラン予約:スカイコート&ラウンジ サザンコート(スカイダイニング)

ホテルグランヴィア京都
京都市下京区烏丸通塩小路下ル
JR京都駅烏丸中央口
TEL 075-344-8888
チェックイン15:00 チェックアウト12:00

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