ザ・プリンス軽井沢宿泊記「エグゼクティブツイン」

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■2012年9月宿泊

Check In

「ザ・プリンス軽井沢」は旧名称の「軽井沢プリンスホテル南館」が示すように、プリンスグランドリゾート軽井沢の南端に位置しています。軽井沢駅南口からはタクシーで5分程度の距離ですが、ホテルに頼めば送迎をしてもらえるようです。

エリア内を走るピックアップバスは「軽井沢プリンスホテル イースト・ウエスト」などの各施設を巡回するし超低速走行なので20分ほどかかります。

リゾート内にはコテージが数多く立ち並んでいます。

朝の散歩はとても気持ちが良いです。

広い駐車場を抜けてエントランスに到着するとベルガールが出迎えてくれました。

池側から観るホテル外観です。

いかにもな自然溢れるリゾート。

ロビーは天井が非常に高く、煉瓦がふんだんに使われた暖かみのある内装です。

ベルガールに誘導され、このソファに座ってチェックイン手続きを行います。おしぼりとウェルカムドリンクが供され、館内や周辺施設について丁寧に説明してくれました。このベルガールとはその後も何度か接しましたが、いつも気持ちの良い対応をしてくれました。

1階の廊下は遮る壁が無くて渡り廊下のよう。床と壁は煉瓦張りで系列の「西武ヴィラ苗場」(5号館あたり)のエントランス周りに似ています。

エレベーターはわずかに1基。高低差はさほどないので階段で十分ですね。

客室は「ホテル鹿島ノ森」と同じくロビーから一方向に伸びるウイングに設けられていて、ゆるやかな弧を描く廊下の壁はブロック型のガラス張り。優しい陽射しが差し込みます。

客室のドアは2部屋セットになった造り。廊下に対してやや斜めに設置され、クローゼットの扉のようにスリット入りです。

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Room

今回の部屋は3階の「エグゼクティブツイン」。エグゼクティブといっても専用ラウンジなどはありません。どうやら1階が「ガーデンツイン」で2階が「スーペリアツイン」、そして3階がエグゼクティブツインという区分になっているようです。

ベッドは全室ツインベッド仕様でシングルやダブルルームはありません。

エグゼクティブとスーペリアは共に34.8㎡でレイアウトは共通。1階のガーデンツインにはミニキッチンが設けられているため40.3㎡と少し広いようです。

ドアを開けるとホワイエのような狭い空間に内扉があります。ここにはクローゼットがあるわけでもなし、ちょっと無駄な空間ですね。この内外2つの扉は共にオートロックではないので要注意。

ベッドルームに足を踏み入れると目に飛び込んでくるのは大きな窓。窓の向こうに人工物は全く無く、ゴルフ場の緑に癒やされます。これで少しでも窓を開閉できればもっと良いのに…。

天井は手前から窓に進むにつれて傾斜しています。窓付近はやや低いけれど気になるほどではありません。カーペットは菱形模様のブラウンで、他にも茶系色が多用されていますが、所々に鮮やかな色も使われているため「帝国ホテル東京」ほどのオヤジ臭くさは感じません。

バスルーム側の壁には空調の穴が。

ライティングデスクは大きめで質感も高い。ゆったりした肘掛け付きのチェアはヴィヴィッドな赤い革張り。スタンドライトは少しパワー不足だけど、斜め上にダウンライトがあるので照度はなんとか許容範囲内。ビジネスユースでの利用にも耐えうるデスクです。

インターネットは有線接続のみで無料。WiMAXも問題なし。

テレビはPanasonic製「VIERA TH-32LX75」。リモコンのレスポンスが悪いのはちょっと残念。また、公式サイトに記載が無いけれどDVDプレーヤー「DVD-S50」が備わっています。テレビの横はドレッサー。照明付きの大きな鏡が特長で、デスクチェアと同じ赤いスツールつきです。

その下は2列×2段のチェストになっていて、うち1つはカップ類を収納。モカソフトで有名な旧軽井沢「ミカドコーヒー」のインスタントコーヒーセットがありました。

窓側には革張りのチェアが二脚。間に置かれたテーブルには客室係からのメッセージとてるてる坊主が置かれていて和みます。

ベッドは120cm幅のシーリー製マットレス×2のハリウッドスタイル。柔らかさは文句なし。リネンやタオル類はテネリータ社製のオーガニックコットンが用いられていますが、その肌触りが特別優れているとは感じませんでした。

ナイトテーブルは両サイドに置かれ、共にコンセント付きで便利。

朝夕は涼しい軽井沢でも9月上旬の日中はまだ暑い。それなのに空調は既に暖房のみ。喚起窓を全開にしてもさほど効果は無く、内扉を開けて廊下の涼しい風を取り入れていました。長野県らしく、新聞は朝夕刊ともに信濃毎日新聞が配られました。

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Bath Room

パウダースペースは独立していて、クローゼットはここに設置されています。中には使い捨てスリッパ、バスローブとナイトシャツが2種類。ハンガーの数は豊富。脇の棚は上からミニバー、グラス、バスアメニティの三段構え。

シンクはスツールつき。でも残念ながら質感が低くくて日常感ありあり。頭上の照明も蛍光灯です…。シンクトップにはマグカップと無料の「いろはす」を2本用意。

シンクの下にはなんと冷蔵庫。冷蔵庫やミニバーがシンク周りに設置されているのは珍しいですね。

冷蔵庫の中にはウェルカムスイーツ。六花亭のマルセイバターサンドみたいなお菓子でした。

バスルームは残念ながらトイレ同居型。「万平ホテル」のようなシャワーブースはありません。床は大理石、壁は煉瓦風の白いタイルでクラシカルな印象を受けます。

以前は便座の他にビデがあったそうですが、現在その位置にはキャスター付きの棚が置かれています。質感も低いし後付け感は否めず、浮いています。

バスタブはサーモスタットつき。ややゆったりサイズで浅めの寝そべるタイプ。

アメニティはプリンスホテル共通のものに加え「アロマエッセ」の基礎化粧品。シャンプー類と乳液はポーラの「デタイユ・ラ・メゾン」。入浴剤は2種類ありました。

なお、当ホテルの宿泊者は軽井沢プリンスホテルイースト内の「フォレストホットスプリング」という温泉施設を無料で利用できます。

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View

目の前にはゴルフ場の芝生と池が広がっていて、天気がよければ浅間山を真っ正面に望むことができます。夜はほぼ真っ暗だけど、多少は木々がライトアップされます。

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Breakfast

プリンスホテルの朝食といえば「チープなビュッフェ」というイメージですが、当ホテルではメインダイニング「BEAUX SEJOURS(ボーセジュール)」でセットメニューが提供されています。和食や騒がしいビュッフェはありません。

店内は天井が高く、池に面した大きな窓が特長。段差がついているため、どのテーブルからも景色を堪能できます。特に窓際のテーブルは池の水面に近い高さで迫力十分。

2名で訪れても窓に向かって並列にセッティングされます。朝食時でも白いクロスがきっちり張られ、スタッフは黒服姿。店内には凛とした空気が流れています。

メニューは地元信州産の食材を豊富に使ったもので、焼きたてのパンと2皿のプレートで構成されています。

最初の皿は「Froid~スタート」と題され、新鮮なサラダが2種類とフルーツ。ジュースは林檎です。野菜スティックにつけていただくディップはとても美味。でも、ヨーグルトは「飲むヨーグルト」ではなく食後用として出して欲しかった。

2皿目は「Chaud~エナジー」。厚切りのロースハム、トーストの上にサーモンとスクランブルエッグを載せたもの、そしてミネストローネのようなスープが提供されます。

ハムはやや固く、チーズ焼きのグリーンアスパラも目立たない。対してサーモンとスクランブルエッグは相性が良くてなかなか。素直にオムレツも食べてみたかった気もするけれど…。

パンはクロワッサンと米粉ロールの2種類。冷め気味なのは残念だけど、ふんわり感は十分。クロワッサンのバター風味は少し控えめ。

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Impression

同じエリア内の「軽井沢プリンスホテル イースト・ウエスト」(旧東館・西館)はいかにもプリンスホテルという安っぽさだけど、当ホテルのグレード感はそれらと一線を画するもの。アウトレットモールが盛況でも館内には静寂が保たれているし、朝食がビュッフェでは無い点もポイントが高い。

そんな静かなホテルなのに防音対策はかなり物足りず、内扉を閉めていても廊下の音や隣室の話し声が筒抜け。次回のリノベーションでは改善して欲しいもの。

それでもベルガールをはじめとするスタッフの接客はとても気持ちが良くて総合的な満足度は高い。価格設定は強気だけど、軽井沢でのホテル選びなら有力候補でしょう。

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ザ・プリンス軽井沢
〒389-0193 北佐久郡軽井沢町軽井沢
TEL 0267-42-1111
チェックイン15:00 チェックアウト12:00

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