■2017年3月宿泊
Check In
「エスペリアホテル長崎」が位置しているのは長崎市の五島町。長崎駅からは駅前の大波止通りを出島方面に歩くこと5分強。
長崎空港からのリムジンバスは「大波止」バス停が最寄りとなり、歩いてわずか2〜3分と近い。
当ホテルはソラーレホテルズアンドリゾーツの「チサングランド長崎」として2008年7月にオープンしましたが、2015年7月にグリーンホスピタリティマネジメントの運営となって現在のホテル名にリブランドしています。
糸満市の「サザンビーチホテル&リゾート沖縄」や「ソルヴィータホテル那覇」は系列にあたります。
ホテルの敷地はさほど広くはないけれど、1階には朝食会場となる「カフェ ツル」とソファスペースが設けられています。
フロントはシンプルなカウンター。チェックインの手続きはスムーズで宿泊代金は前払い制でした。
エレベーターは2基。稼働させるにはルームキーが必要です。また、今回利用したグランドフロアへはカゴの中にあるセンサーにもタッチしないと停止しない造り。
客室階の廊下は非常に狭い。有線放送が流れていてなぜか薬品臭い。
Room
今回の部屋は「グランドツイン」。本当ならばグランドダブルにしたかったのですが、当ホテルの客室は非常に狭くてグランドダブルも15㎡。少しでも広い部屋が良かったので17㎡のこの部屋を選択しました。
居室はさすがに狭く、ソファやアームチェアはありません。天井高が2.63m確保されているのがまだ救い。
ドアを開けると左側にトイレ、右側の曇りガラスはバスルームです。
壁際にライティングデスクとシンクが並んでいるという珍しい配置。
シンクの下にはタオルや使い捨てスリッパが入ったカゴと体重計。この部屋にクローゼットは無く、ベッドサイドと窓近くにハンガーフックが設置されているだけ。
さらに、チェストも用意されておらず、私物を置くスペースがほとんど無くて非常に不便。
ライティングデスクは奥行き55cm。頭上にダウンライトがあるので机上は明るいです。デスクチェアはキャスター&肘掛け付き。ただし背もたれが短いので座り心地は見た目ほど良くはない。
このデスク上にはilly製のエスプレッソマシンが置かれています。テレビはSHARP製「AQUOS LC-32D30」。テレビ、デスク、エスプレッソマシンは赤系色で統一されていますね。
ベッドは110cm幅のシモンズ製マットレス×2。ビジネスホテルには珍しく筒型のクッションが置かれています。
ナイトテーブルは両サイドに。とても簡素な台。
Bath Room
バスルームは洗い場付きタイプ。しかし、バスタブは深さがあるものの長さはかなり短く、「リッチモンドホテル長崎思案橋」と同じくらいしかありません。
シンクに置かれたアメニティの品揃えはそれなりだけど、ゆずの香りの入浴剤がありました。シャンプー類はPOLA製の「エステロワイエ」。
View
今回の部屋は長崎駅とは反対側の長崎新地方面。周囲に高い建物は無いので視界は開けています。窓の一部を開けて外気を取り入れることができますが、眼下は交通量が多い通りで市電も走っているため、開けっ放しにすると騒音が気になります。
夜景も綺麗です。ただし、カーテンの隙間から光が漏れてくるので遮光性は今ひとつ。
遠くに見えるのは長崎港にかかる「女神大橋(ヴィーナスウイング)」。
Impression
客室はとにかく狭い。わずか17㎡の客室に洗い場つきバスルームを設置するのは無理があったと思います。窮屈さももちろんですが、私物を置くスペースが無いのは本当に不便で困りました。
とはいえ、館内は綺麗だしマットレスは快適。コストパフォーマンスも良好なので、市内の古いビジネスホテルよりはよほど好印象です。
エスペリアホテル長崎
〒850-0036 長崎市五島町5-35
TEL. 095-826-121
チェックイン15:00 チェックアウト11:00