銀座クレストン宿泊記「スーペリアダブル」

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■2015年5月他宿泊

Check In

「銀座クレストン」は隅田川沿いに建つ聖路加タワーのホテル&レジデンシャル棟32〜38階に位置しています。

この立地で銀座を名乗るのはかなり強引で、銀座四丁目交差点まで歩くと30分近くかかるので要注意です。

最寄り駅は日比谷線の築地駅または有楽町線の新富町駅。いずれも徒歩7~8分ほどと離れています。

当ホテルはかつて「東京新阪急ホテル築地」と呼ばれていましたが、2013年2月に営業権がHMIグループに移ると共に改称。

とはいえ、現在もなお「阪急阪神第一ホテルグループ」のアソシエイトホテルであり、同チェーンのポイントカードも利用可能です。

建物は聖路加病院が建設したツインタワー。オフィス棟の最上階には地上221mのテラス席から絶景を望めるレストラン「ルーク」があります。

1階のロビーはコンパクトながら大理石張り。フロントはウッディーなカウンターでラゲッジ台も用意されています。

この日、到着したのは夜10時頃。フロントにはスタッフが誰もおらず、呼び鈴も無いので困りました。

しばらくすると年輩の男性スタッフが現れて対応してくれましたが、お詫びの言葉は特にありません。

宿泊料金は前払い制。新阪急ホテル時代はベルサービスが行われていた気がしますが、現在は廃止されています。

エレベーターは2基。旧型でスピードが遅く、待たされることもしばしば。カゴの中は一部がガラス張りになったシースルーエレベーターですが、レジデンシャルフロアの通過中は壁しか見えず、ホテルフロアまで上がると吹き抜けのアトリウムが見える仕様になっています。

客室はその吹き抜けをぐるりを囲むように東西南北に設置されています。

同じような造りの「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」や「ホテルアソシア新横浜」よりも客室数が少ないため吹き抜けはコンパクトです。

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Room

今回の部屋は「スーペリアダブル」。同タイプのほとんどは南西側を向いていて、バスルームとベッドルームが一直線に並ぶ一般的なレイアウトですが、今回アサインされた部屋はそれと異なるレイアウトでした。本当に「スーペリアダブル」なのかは分かりません。

ドアを開けるとホワイエがあり、ベッドルームとの間には内扉が設置されています。室内は「ハイアットリージェンシー東京」のそれに似た「おじさんのヘアコロン」の匂いがしてちょっと苦手。

居室は横長で、右側がリビングスペース、左側がベッドスペースになっており、窓が2面あって明るいのが特徴です。

リビングスペースには「札幌プリンスホテル」や「ロイヤルパークホテル ザ 汐留」と同じくマッサージチェアが置かれています。それはそれで便利だけど、普通のソファやチェアが無いのはちょっと困りもの。

クローゼットの中はチェストは無くてガランとした空間。ハンガーは4本だけで、スリッパはウォッシャブルタイプのみ。

クローゼットの脇は冷蔵庫とティーセット。

品揃えは寂しいものの、ホテルの冷蔵庫にしては大きめで、冷凍スペースがあったのはとても便利です。

ライティングデスクは窓付近に置かれた独立タイプで奥行きは55cm。無料のミネラルウォーターが2本置いてあります。インターネット接続は有線・無線共に無料。下り23.7M、上り59.4Mbpsと不満無し。

テレビはベッドの脇に設置されたSONY製「BRAVIA KDL40EX50」。ベッドで寝転びながら観るのには不便な角度です。

テレビの下は3段の引き出し。ランドリーは10時締め切り→当日18時仕上がりのみ。急ぎ仕上げのサービスはありません。

ベッドは180cm幅の日本ベッド製「Silky Pocket」でとても快適です。ナイトテーブルは両サイドにあり、有線放送機能付き。

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Bath Room

バスルームコンパクトで旧式のユニット。経年劣化が著しく、下水の匂いが気になります。照度も低く、居室の方が明るいほどです。

バスタブは深さが無いものの、長さは十分で足を伸ばせます。シャワーとカランの水圧はとても弱く、湯を溜めるには時間がかかります。

また、サーモスタットが無いので使い勝手も悪い。

アメニティは阪神阪急第一ホテルグループのそれではなくHMIホテルグループ共通の物に変わっており、安っぽくて必要最低限の品揃え。

女性用の基礎化粧品はフロントで配布していました。シャンプー類は資生堂の「PHYTO AND ROSE」シリーズが大ボトルで。

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view

今回の部屋は西向きで東京駅周辺の高層ビル、皇居、六本木ヒルズまでを見渡します。

東京駅周辺を除けば高層ビルはほとんど無いので視界はクリア。ただし右側(北西側)は聖路加タワーのオフィス棟が視界を大きく遮ります。

なお、南側の部屋からは眼下に築地市場や隅田川を見下ろし、遠くには汐留の高層ビル群や東京タワーを望むのでおすすめです。ちょうど隅田川の河口には「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ」が見えます。

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Impression

このホテルに泊まるのは15年振りくらい。東京新阪急ホテル築地だった当時は「小粒ながら快適なホテル」という印象でしたが、その後のメンテナンスは酷いもの。

壁紙は黄ばみ、カーペットには煙草の焼け焦げが多数ついています。壁紙が剥がれている箇所もあり、空調には黒カビが目立ちます。早急な改装が必要だと思います。

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■一休.comレストラン予約:華山(鉄板焼)

■一休.comレストラン予約:しゃぶ禅(しゃぶしゃぶ・すきやき)

■一休.comレストラン予約:プラシャンティ(ラウンジ)

銀座クレストン[旧東京新阪急ホテル築地]
〒104-0044 中央区明石町8番 聖路加タワー
TEL 03-5550-5700 FAX 03-5550-5757
チェックイン14:00 チェックアウト12:00

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