■2011年12月宿泊
Check In
六本木ヒルズに位置する「グランドハイアット東京」。タクシーでエントランスに着くと中からスタッフが出てきて荷物を持ってくれました。フロントは「グランドハイアット福岡」と同じように黒を基調としていてスタイリッシュ。でもラグジュアリー感は今ひとつな感じです。
担当した女性スタッフは不慣れな様子で、客室の準備状況を確認するのにやたら時間を要しました。しかも「ターンダウンは不要」と言ったのに客室係には伝わっておらず…。
また、hayatt.comで宿泊代金を事前に支払い済みにも関わらず「部屋付けを利用するために」という意味不明な理由でクレジットカードの認証を求められました。この対応をされたのは「コンラッド東京」に続いて二度目。印象の悪い対応ですね。
エレベーターホールからは東京タワーをクリアに望みます。左側で建設中のビルは虎ノ門ヒルズ。
廊下は高級感のあるシックな空間ですね。
Room
アサインされた部屋は19階の「グランドキング」というスタンダードなタイプ。天井は高いけれど、バスルームにかなりのスペースを割いているため42㎡もあるようには感じませんでした。
入ってからベッドルームまでのアプローチ部分はフローリング。それが影響しているのか、滞在中は他部屋からのドン!ドン!という騒音に悩まされました。
右側には石造りのトップを持つミニバー。
引き出しに納められたグラスは種類豊富。
冷蔵庫の中もパンパンで、持ち込んだドリンクを入れるスペースはありません。
ちょっと派手なスリッパ。
ライティングデスクは三角形と円形を組み合わせた個性的なデザイン。シルバーのポールが印象的です。円形部分は引き出しになっていて、上にはSHARP製「LC-32D10」とSONY製DVDプレーヤー「DVP-F25」が載っています。
このクラスのホテルで32インチは小さいですね。音声はデスク下のBOSE製スピーカーシステムから出力されますが、残念ながら音はこもりがち。デスク下に設置したのは失敗だと思います。
三角形部分のライティングスペースは広め。引き出しに収められたディレクトリはやけに詳しく書かれています。デザイン性を重視したテレビのリモコンやエアコンパネルの操作方法が分かりづらいせいでしょうか。
また、一般フロアなのにクラブラウンジの案内が置かれているのは微妙。
窓際にはマガジンラックがついたアームチェアソファとオットマン。質感は高いけれど経年劣化が少し気になります。
ベッドはハイアットらしい白一色のデュベでマットレスはシモンズ製。枕はふっくらさと固さのバランスが良くて快適でした。ナイトウェアが浴衣のみでパジャマ無しっていうのもハイアット共通。
ベッドサイドの引き戸を開けるとバスルームに繋がっています。
Bath Room
大きな円形の鏡が強いインパクトを残します。シンクが三角形なのはライティングデスクと統一されているのでしょうか。
シンクはシングルだけど大きめなので使いやすい。13インチの液晶テレビが置いてあり、向きを変えればバスタブからも視聴できます。
アメニティは至って普通。特筆すべきものは無いです。シャンプー類はコーセー製のホテルオリジナル。スイートでは「REN」になるらしいです。
クローゼットの奥には三面を石に囲まれたトイレ。なぜかドアが無くて妙な感じ。
ウェットエリアは洗い場つきでレインシャワーも完備。バスタブはかなり大きめで深さも十分。しかもバスタブにはオーバーフローが無いので湯をたっぷりと溢れさせる事ができます。
シャンプー類はコーセー製のホテルオリジナル。スイートでは「REN」になるらしいです。
ハイアット系列で言えば、リージェンシー東京のクラブルームやグランド福岡も洗い場つきだけど、コンパクトなそれらとは段違いのゆったり感。これまでに経験したホテルのバスルームでは最も快適でした。
View
今回の部屋は森タワーサイド。東京タワーも見えますが、視界の大半は森タワー。このビルの「太さ」を実感します。エレベーターホールに近い部屋なら視界がやや開けますが、大きな違いはありません。
ビルの脇からミッドタウンや首都高3号線を望みます。カーテンはレース・遮光共に電動のロールカーテン。森タワーからの視線が気になって滞在中はほとんど閉めっぱなしでした。
グランドハイアット東京
〒106-0032 港区六本木6-10-3
TEL:03-4333-1234
チェックイン15:00 チェックアウト12:00