■2012年6月宿泊
Check In
「
バスを降りてフロントへ向かうも、近寄ってくるベルは相変わらずいない。このホテルのロビーはとにかく人が多くていつも混雑しています。
フロントはL字型のカウンター。ラゲッジ台が無いのでカバンを手に持ったまま手続きを行います。今回の予約はデラックスフロアのジュニアスイート。エレベーターはハの字型に6基並んでいますが、なかなか来なくてイライラしました。
Room
アサインされたのは29階。よりによってエレベーターホールすぐ前の部屋でしたが、幸いにも騒音が気になることはありませんでした。ただし客室のカーペットは毛足が短いもので、自分の足音が少し気になります。
この「ジュニアスイート」はベッドルームとリビングが1つになったワンルームスイート。客室のドアを起点として扇型に広がっている造り。部屋の広さは44㎡。バスルームがミニマムなので数字よりも広く感じます。
クローゼットには2枚の襖。中にはアイロンが用意されています。アイロン台は大型サイズ。
横にはミニバーと冷蔵庫。冷蔵庫が向きだしっていうのはちょっと格好悪い。エスプレッソマシンは無く、ティファールの電気ケトルのみ。
クローゼットの正面にはバスルームの扉があり、その脇にラゲッジ台を兼ねるチェストが置かれています。上段には浴衣とバスローブを収納。部屋着はこの浴衣のみでパジャマはありません。
窓は2面あって、ヒルトン定番の障子&襖つき。それゆえに窓は大きくても開放感は今ひとつ。
リビングスペースに置かれているのは革張りのソファが2台とウッディなローテーブル。ソファの大きさは十分だけど、背もたれが低くて座り心地も固い。今ひとつくつろげない。
ケーブルテレビ経由?の視聴のためか、アナログ画質だったのには驚愕。デジタル画質に切り替えは可能かもしれませんが、操作方法は分からずじまい。
ライティングデスクは壁側に設置。エグゼクティブフロアにあるようなガラス製のデスクを置いてある部屋もあるようです。この部屋のデスクはシンプルなデザインだけど、広々としていて使い勝手は良好。
チェアはヒルトンらしく肘掛け付きのしっかりとしたもので、長時間のデスクワークも問題なし。ただしこの部屋でもWiMAXは圏外、有線LANも速度は遅くて困りました。
ベッドは200cm幅の日本ベッド製マットレス「Beads Pocket」。同じ日本ベッド製でもエグゼクティブフロアで使われている「Silky Pocket」に比べるとその弾力や柔らかさは劣ります。
Bath Room
バスルームは入口近く、扇型の中心角付近に設けられ、バスタブ・便座・シンクが同居している非常にコンパクトなもの。床はタイル張りで壁はパネルと質感は低く、とても「デラックスフロア」や「ジュニアスイート」といったワードから連想されるラグジュアリー感は全くありません。
エグゼクティブフロアとは異なり、シャワーカーテンもピラピラ。深さこそ無いものの十分な長さがあるバスタブだけが救いです。
Impression
今回はHPCJ会員向けの50%割引キャンペーンを利用。格安レートだから良かったものの、バスルームの狭さなどを考えるとラックレートほどの価値は無いと思います。
ただし、ルームサービスは充実しているし、ヒルトンらしくデスクやチェアはしっかりとしたもの。「部屋に籠もって仕事を一気に片付ける」というような使い方だったら良いのかもしれません。
ヒルトン東京
〒160-0023 新宿区西新宿6-6-2
TEL:03-3344-5111
チェックイン15:00 チェックアウト12:00