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■2012年7月ほか宿泊
Check In
「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ」の最寄り駅はゆりかもめの竹芝駅。JRと東京モノレールの浜松町駅からは徒歩10分弱と微妙な距離がありますが、送迎バスが運行されるようになったのでアクセスはずいぶん改善されました。
高層ビルに入居するホテルが多い中、都内では少なくなった一棟丸ごとホテルです。
1階ロビーは吹き抜けではなく天井がやや低いため開放感はありませんが、暖かみを感じられるインテリアです。
フロントはラゲッジ台の無いカウンター。目の前にはコンシェルジュデスクがあり、インターコンチネンタルアンバサダー会員はここでチェックインができるはずですが、スタッフがいるのは見たことがありません。
ロビー階のエレベーターホールは狭くシンプル。カゴは4基ありますが、スピードが遅くて待たされることが多々。
客室階のエレベーターホールも同様にシンプルで椅子などは置かれていません。
当ホテルはこれまで「レギュラーフロア」(8~19階)と「クラブインターコンチネンタルフロア」(20~24階)の2フロアカテゴリ構成、「リバービュー」と「ベイビュー」の2ビュー構成でした。
しかし最近になって、レギュラーフロアは8~12階の「クラシックフロア」と13~19階の「レギュラーフロア」に分割され、リバービューの先端寄りに位置する部屋は新たに「スカイツリービュー」というカテゴリになって「3フロア3ビュー」構成に変更されました。
つまり新リバービューの大半は隣接するニューピア竹橋サウスタワーが視界を遮ることになります。
客室グレードはスイートを除き、スーペリア・デラックス・デラックスビューバスの3グレードに。モデレートは廃止されたようです。ただし、予約フォームや各ホテル予約サイト上の表記は従来のまま。変更が完了するまではもう少し時間がかかりそう。
そしてレストランも同様に大改革の真っ最中で、1階の「ブルーベランダ」とメインバー「チャートハウス」、テイクアウトの「ザ・パティスリー」を閉店させ、10月に新しい店がオープンするとのこと。またメインダイニングの「ラ・プロヴァンス」も9月上旬まで改装工事中。
このホテルはこれまでもレストランの入れ替えが多く、かつての「カリフォルニアキッチン&バー」、「エイジアンテーブル」、「サンセットラウンジ」、「なだ万御殿」、「C4U」なども今や別店舗。
それでも今回の変更は過去最大級で、当ホテルの顔だったブルーベランダを閉じるという大胆な取り組みが上手くいくのか注目です。
■一休.com:ホテルインターコンチネンタル東京ベイ宿泊プラン■
Room
今回の部屋は14階の「スーペリア ベイビュー・ツイン」。このスーペリアタイプの広さは全フロア全ビュー共通で35㎡。バスルームに結構なスペースを割いているにも関わらず居室に狭さは感じません。
ドアを開けるとアートが飾られ、小さな台が置かれています。
クローゼットはセーフティボックスとチェストが別扉になった造り。ここに収納されているバスローブはへたっているし、スリッパはかなり薄っぺらいチープなものに変更されてしまいました。パジャマは青いストライプ柄のワンピースタイプ。
チェストの上にはグラスやカップ、電気ポットなどが所狭しと置かれていて少しごちゃごちゃ。テレビは日立製「Wooo L32-H05」。明るさの設定が暗めで、ゲスト権限では変更できず見づらかった。
テレビは全室がこの機種というわけではなく、他の部屋ではSHARP製AQUOSや東芝製REGZAも見かけました。
冷蔵庫は満タン。「ウイダーinゼリー」は無かったけれど、アンバサダー特典のフルーツが冷蔵庫に入っていたので片付ただけなのかもしれません。
ライティングデスクはやや大型で、小さな観葉植物がアクセントになっています。卓上にはコンセントが3口用意されて便利。インターネット接続は有料で1,575円/24h。デスクチェアはどっしりしたもの。
ベッドは120cm幅のシモンズ製マットレスを使用。ベッドスローやクッションは一切無くて白一色。ハイアットのようにスタイリッシュなインテリアならともかく、ナチュラルテイストなこの部屋にはベッドスローが似合うと思います。
ナイトテーブルは中央に一つのみ。大きさは十分だけどコンセントやフットライトが無いため使い勝手は今ひとつ。新聞は朝夕刊共に日経と読売の2紙が配られました。
■一休.com:ホテルインターコンチネンタル東京ベイ宿泊プラン■
Bath Room
バスルームは広くて明るい。バスタブは大きくてアームレストつき。深さがあるため肩までしっかりお湯に浸かれて快適です。レギュラーフロアではバスピローはありません。
シャワーブースも備えています。シンクはシングルだけど大型で私物を置くスペースにも余裕があって使い勝手が良い。目の前は一面の大きな鏡で、一部に木の額縁が施されたデザイン。
アメニティはインターコンチネンタル共通のものだけど、赤坂や横浜のインターコンチネンタルとは異なり、一つの箱に纏められてはいません。品揃えは平凡でバスソルトは無し。
■一休.com:ホテルインターコンチネンタル東京ベイ宿泊プラン■
View
窓には劣化が気になるドレープとレースのカーテン。共に手動です。ガラス窓は出窓タイプで、端っこをわずかに開けて潮風を取り入れることができます。ただし貨物船や首都高速の騒音も入ってきてしまうので注意が必要です。
今回の眺めはベイビュー。正面にレインボーブリッジを望み、お台場や日の出埠頭、首都高速の浜崎橋JCTや東京タワー、六本木ミッドタウンまで一望できます。
リバービューとは違って、眺めを遮る高い建物が近隣に無いため眺望はクリア。でもレインボーブリッジはお台場の「ホテル日航東京(現「ヒルトン東京お台場」)」からみた方が綺麗ですね。
■一休.com:ホテルインターコンチネンタル東京ベイ宿泊プラン■
Breakfast
朝食は今年オープンした「シェフズ ライブ キッチン」でのビュッフェスタイル。アラカルトはありません。かつて朝食会場だった「ブルーベランダ」とは違い、大きな窓からは明るい陽射しがたっぷりと差し込んで朝らしい雰囲気。
しかしブルーベランダの絶頂期に比べると品数は少なくユニークなメニューはありません。パンは甘いデニッシュが中心でクロワッサンすら無いのはなぜなんでしょうか。
店名の通り、シェフが目の前で調理してくれるライブ感覚がこの店のウリ。でも朝食ではオムレツか目玉焼きを作ってくれるだけなので至って普通。これで3,500円は割高感があります。
なお、ルームサービスのアメリカンブレックファーストは3,119円。アラカルトは種類少なくエッグベネディクトはありません。
Impression
赤坂の東京全日空ホテルが「ANAインターコンチネンタルホテル東京」という紛らわしい名前に変わりましたが、東京のインターコンといえばやはりここ。
客室はオープン当時からほとんど変わっておらず、やや古くささを感じますが、今後大きな改装を予定しているとのこと。
宿泊料金は比較的リーズナブルなのでコストパフォーマンスは良好。羽田空港へも近いし、近所にある劇団四季の観劇時は便利です。
■一休.com:ホテルインターコンチネンタル東京ベイ 宿泊プラン
■一休.comでシェフズ ライブ キッチン(ビュッフェ)を予約する
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ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
〒105-8576 港区海岸1-16-2
TEL 03-5404-2222
チェックイン15:00 チェックアウト12:00