■2013年2月宿泊
Check In
東京・白金の「
そのため、一休.comなどのホテル予約サイトでは「チェックイン19:00&チェックアウト9:00」と滞在時間を限定したお得な宿泊プランが掲載されています。
この日は突発的な利用で、翌朝は7時にチェックアウトしなければならなかったため、このプランは好都合でした。
今回は5階の「コンフォートフロア」。建物は古く、エレベーターは特に旧型で怖いけれど、このフロアは2010年に改装されているのでエレベーターホールや廊下はキレイ。
ただし、緩やかなカーブを描く廊下は天井高が2.1mしかなく、幅も狭いので少し圧迫感があります。
Room
アサインされた「デラックスツイン」は36㎡。前日まで宿泊していた沖縄「ザ・ナハテラス」のクラブツインとほぼ同じ面積だけど、この部屋は天井高が2.8mあるためそれよりも少し広く感じます。
8~12階の「プレミアムフロア」と比べても大型のアーモアが無いので空間にゆとりがありますね。
公式サイトには「和と洋が融合したスタイリッシュ空間」や「ダークブラウンを基調とした落ち着いた雰囲気」と書かれていますが、照明のコントラストが控えめなためか、プレミアムフロアに比べるとナチュラルな印象を強く受けます。
壁紙はシンプルなものをメインとし、ヘッドボード周りは和紙のような素材を用いてアクセントをつけています。
ただ、これらの壁紙は廊下やエレベーターホールで使用されているのと同じもの。統一感があるとみるか使い回しとみるか…。
カーペットは新調されているようだけど、毛足が短くて足音がドンドンと響くのは改善されていません。これはちょっと残念ですね。
クローゼットの扉は壁紙と同じクロス張りで少しチープ。中にはズボンプレッサーと使い捨てスリッパが用意されています。
冷蔵庫の品揃えはやや寂しい。その上には灯籠型のライトと簡単なティーセット。コーヒーと紅茶はありません
。脇には大きめのラゲッジ台があり、下部は2段の引き出しです。収納されているナイトシャツはシェラトン共通のワンピースタイプ。
窓際まで続くウッディなロングカウンターの上にはPanasonic製「VIERA TH-32LRG20」。そのカウンターから伸びるライティングデスクはオーバル型。
こうしたデザインの中では広い部類で使い勝手は悪くない。スタンドライトもパワーは十分。プレミアムフロアに置いてあるオーディオシステムは無かったです。
チェアはデスクを挟むように2脚。キャスター付きではないけれど窓際のものは座り心地が良くて快適です。インターネット接続は有線・無線共に無料。ただし下り5.9M、上り2.9Mbpsと今ひとつ。
窓際に置かれたソファは大型でエキストラベッドとしても使えそうなサイズ。その背後には観葉植物があって癒されます。
プレミアムフロアのようなライトアップや大型のミラーが無いのはむしろちょうど良い。
ベッドは120cm幅の「シェラトンスイートスリーパーベッド」×2。バスルーム側の壁に寄せられていてナイトテーブルは中央に一台。コンセントが付いているのは便利です。 ヘッドボードは寄せ木模様。読書灯はアーム状です。
チェックイン時に新聞リクエストは特に聞かれず、配られたのは読売新聞でした。
Bath Room
バスルームも綺麗に改装されています。ベッドルームとは違って天井高は約2.1mと少し物足りない。床はタイル、壁は木目調のクロス張り。バスタブ横だけはダークブラウンでアクセントを付けていますが、質感が非常に低くてがっかり。
特にドアがワンルームマンション並に安っぽいのは系列の「シェラトン札幌ホテル」や「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」と同じ。シェラトンってこういうものなんでしょうか?
シンクはシングルだけど、広々としているので使い勝手は良い。
アメニティはシェラトン共通の「Shine」。なぜかバスジェルは無くて固形石鹸のみ。入浴剤は合成着色料MAXなものが2種類。バスローブや基礎化粧品はありません。
バスタブはそこそこの大きさ。幅は狭いが長さは十分でシャワーの水圧は強い。ただ、バスタブ上にタオルハンガーが無いのは意外と不便です。
View
窓にはレースのカーテンとゴールドのドレープ。格子の枠に収まるのはプレミアムフロアや「ホテル日航那覇グランドキャッスル(現ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城)」と同じ。
今回の部屋は庭園側。ちょうど地下1階にある庭園出入口の真上あたりに位置しています。開放的な眺めではないけれど、5階という低層も手伝ってライトアップされた木々を間近に見えるのは気持ちが良い。これまで利用した部屋の中では一番良い。
Impression
今回の部屋はインテリアはナチュラルなテイストです。照度の低さが少し気になりますが、派手な内装で疲れるプレミアムフロアより快適に感じました。このホテルでは高層にこだわる必要も無く、次回もこのグレードで十分だと思います。
■MARIOTT BONBOY:公式サイトで予約する
シェラトン都ホテル東京
〒108-8640 港区白金台1-1-50
TEL: 03-3447-3111
チェックイン15:00 チェックアウト12:00