シェラトン都ホテル東京宿泊記①「プレミアムフロア デラックスキングダブル」

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■2012年2月宿泊

Check In

「シェラトン都ホテル東京」の最寄り駅は東京メトロ南北線・三田線の白金台。車移動なら良いけれど、電車の場合、新宿や渋谷へは乗り換えが必要で、アクセスが良いとは言えない立地。

しかし、朝7:30から10:00までの間は品川駅への無料バスが15分おきに運行されていて、所要時間はわずか5分。東海道新幹線や羽田空港を利用する際は意外に便利です。

エントランスを入ると正面は広々とした「ロビーラウンジ バンブー」。フロントは右斜め奥にあるので見つけにくい場所にあります。フロント周りはダークブラウンとブラックに統一されていて暗い。

到着したのが夜遅い時間だったせいかスタッフは二人しかおらず、順番待ちの列ができていました。スタッフの手際はイマイチで、前にいたお客さんの手続きが終わっても呼ばれるまでは少々待たされました。

名前を伝えると一休.com経由での予約にも関わらずSPGメンバーと認識してもらえたようで、名前を書くだけで手続きはあっさり完了。渡されたルームキーはクオカードみたいな薄っぺらいチープなもの。

部屋まで案内してくれたベルは新人さん。何を質問しても即答できず、手書きのメモを見ながら一生懸命に回答する姿が微笑ましい。

あのワールドトレードセンタービル(WTC)を手がけたことで知られるミノル・ヤマサキ氏が設計したこの建物は1979年築。さすがに老朽化は隠せず、特にエレベーターはかなりの旧型。停止するときにガクンとなるのでちょっと怖い。

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Room

客室はフロア毎に異なるテイストになっていて、2~4階はレギュラーフロア、5~6階はコンフォートフロア、7階はフロアセブン、8~12階はプレミアムフロアと呼ばれています。

今回利用したのはプレミアムフロアの11階。ここはSPGメンバー用のフロアみたいです。このフロアのインテリアコンセプトは「和モダンテイスト」。ダークブラウンを多用していて少しアジアンリゾートな雰囲気。照度のコントラストが強くてちょっと疲れます。

カーペットの毛足は短く、クッションはほとんど効いていません。歩くと自分の足音すら気になるほど。また壁も薄いので隣室の話し声が聞こえてしまいます。

客室の広さは「スーペリア」で30㎡、「デラックス」は36㎡。この差は窓際スペースのゆとりにはっきりと現れています。スーペリアに余裕は無くてキツキツ、一方のデラックスはゆったり。下からライトアップされた観葉植物が印象的です。

ソファは両タイプ共通の物。大きさ・固さ共に中途半端で使い勝手は今ひとつ。大きさではコンフォートフロアのそれが勝ります。

ライティングデスクは小さくハードワークには不向き。このデスク付近にはBOSE製「Wave music system」が置かれています。

ただ、デスク周りにコンセントは2口しか無く、うち1つはオーディオが使っているので空き口はたった1つ。とても不便でした。他にコンセントは入口付近のみでナイトテーブル付近にはありません。

テレビはSHARP製「Aquos LC32-E7」。収納しているアーモアは傷だらけな上にテレビとサイズがあっておらず無駄に大きいので圧迫感が強い。そのせいで部屋も数字ほどの広さを感じません。

テレビの下は左側にミニバーとセーフティボックスで右側は冷蔵庫。冷蔵庫の上は何も無いスペース。配線が丸見えで汚らしい。冷蔵庫の中はスカスカです。

ベッドはシーリー製のマットレスとコットン100%のシーツを使用した「シェラトン スイートスリーパーベッド」。深く沈み込む抜群の寝心地です。SPGのベッドではウェスティンのヘブンリーベッドが有名ですが、こちらの方がお気に入り。

ヘッドボードには照明スイッチがついているけれど、各スイッチの役割を示す透明のシールを貼ってあるのが格好悪い。それに、両サイドに伸びるアームタイプの読書灯、ヘッドボードから上部を照らすライトは共にパワー不足です。

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Bath Room

バスルームは多少は改装されているようですが経年感が強い。スーペリア・デラックス共にシンク・便座・バスタブが同居したタイプで、シャワーブースや洗い場、テレビやBGM設備などはありません。シンクトップは石造り。

アメニティはシェラトン共通の「Shine」。バスローブやタオルはへたっており、ゴワつきが目立ちます。

バスタブは幅と長さはミニマムだけど深さのあるタイプ。でもバスルーム内の照明はシンク上にしかないのでバスタブ付近は暗い。

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View

窓は高さ・幅ともにワイドサイズで開放感は十分。窓の脇には格子状の枠がはめ込まれていてカーテンが収まります。

眺望は主に2面。偶数番号の部屋はエントランス側、奇数番号は八芳園側です。また、部屋番号が小さいほど目黒通りに近く、大きいほど八芳園寄りになります。

利用したのは八芳園側の客室。庭園は正面から望むわけでは無く、あくまで「見える」程度のもの。「ホテル椿山荘東京」や「ホテルニューオータニ」のようなガーデンビューは期待できません。ただし、エントランス側にはホテルの庭園が見える部屋もあるらしいです。

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Breakfast

朝食は「中国料理 四川」での洋ビュッフェ、「カフェ カリフォルニア」での洋セットメニュー、「大和屋三玄」での和定食の3種類です。

大和屋三玄は2019年7月末をもって閉店しました)

今回は「カフェ カリフォルニア」を利用しました。店内は150席以上ある大箱で、ハイカウンターやテラス席も備えます。

朝食時は客が少ないせいか、手前のファミレスっぽいゾーンに集中してアサインしているようでした。ここの2人用テーブルは小さくてお皿が並ぶと少々手狭な感があります。

いただいたのは「アメリカンブレックファスト」。忙しいビジネスマン向けなのか、注文してから供されるまでは10分足らずとスピーディーでした。

オムレツ、ハム、ベーコン、ハッシュドポテトが一皿に盛られています。フルーツやヨーグルトは特にありません。皿が大きめなせいか余白がたくさんあって少し寂しい。

オムレツの焼き加減は文句無し。外側は気持ちの良い張りがあって、ナイフを入れると中はトロトロ。甘さは控えめで満足度は高い。ハムは軽く火を通したもの。既製品ぽくてチープな印象が強いです。

パンは厚切りのトーストが二枚だけ。ホテルの朝食ならば自家製のクロワッサンや焼きたてのバゲットを食べたいもの。オレンジジュースはフレッシュで意外に?美味しかった。

■シェラトン都ホテル東京宿泊記②

■MARIOTT BONBOY:公式サイトで予約する

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■一休.comレストラン予約:四川(中国料理)

■一休.comレストラン予約:カフェ カリフォルニア(洋食)

■一休.comレストラン予約:ロビーラウンジ バンブー(ラウンジ)

シェラトン都ホテル東京
〒108-8640 港区白金台1-1-50
TEL: 03-3447-3111
チェックイン15:00 チェックアウト12:00

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