■2019年1月宿泊
Room
海浜幕張に建つ「ホテル ザ・マンハッタン」には「スタンダード」と呼ばれる客室が2種類あります。
シンプルな「スタンダード」という名称の客室は23㎡でユニットバス。こちらは160cm幅のベッドのみとなり、ツインベッドはありません。
もう一つは今回利用した「マンハッタンスタンダード」という客室タイプ。こちらは「スタンダード」よりワンランク上の位置づけで客室面積は30㎡。バスルームは大きな窓を備えたビューバスです。
ベッドはダブル・ツイン共にあって当ホテルでは最も数が多い客室タイプです。ダブルベッドの客室は16・18・19階と高層階に設置されています。
ドアを開けると細長いホワイエ。客室は奥に進むにつれて扇形に広がっていて、その付け根部分にゆとりのあるクローゼットを、広がっていくサイドにバスルームを配置しています。
ホワイエを抜けるとミニバーと冷蔵庫。上部には「プラザスイート」と同じく王冠のような飾り付き。
ミニバーには煎茶と緑茶のティーバッグ。コーヒーは有料です。
ミニチュアボトルはヘネシー、シーバスリーガル、メーカーズマークの3本。
冷蔵庫の中にはドリンクあり。なお、製氷機が設置されているのは10・14・17・19階だけ。
客室は上品なデザインで天井高は2.72m。スタンダードルームといえども壁やカーテンの装飾は健在です。
クローゼットの中にはセーフティボックスとチェスト、6本のハンガー。スリッパは1つだけ。前回宿泊時に借りたアイロンとアイロン台は予め用意されていました。
窓際にはアームチェアが一脚とコーヒーテーブル。テレビは東芝製「REGZA 26A9000」。下部には同じ東芝製のDVDプレーヤー「SD-300J」。
グリーンに塗られたチェストにはバスローブ。
ナイトシャツはワンピースタイプ。
ライティングデスクは「プラザスイート」とは同じものですが、デスクチェアは肘掛けが無いタイプ。
ベッドは200cm幅の日本ベッド製「NOBLS」。経年劣化がやや気になりますが、200cm幅はいいですね。
ナイトテーブルは両サイドに。ただし、コントロールパネルとコンセントはクローゼット側のみ。
「プラザスイート」はベッドルームが隣室に接していないので気になりませんでしたが、防音性はイマイチ。隣室の客が咳き込む音が聞こえてきました。
Bath Room
フレンチドアを開けると広々としたバスルーム。シンク・床・壁はすべて大理石張りで質感は高い。照明は調光可能です。窓の向きは居室と同じで海側。
バスタブは大きく、深さ・長さ共に十分なもの。ハンドレストは金メッキ加工。カランの水圧は高く、やはり3分でお湯が溢れます。
快適なバスタブと言えますが、すぐ真横に便座があるのが何とも残念。
シンクもゆったりとしていてスツールが用意されています。ただ、鏡が曇り止め加工されていないのは致命的。
ロクシタンが用意されている「プラザスイート」に比べると、アメニティの品揃えはやや寂しく、一般的なもの以外はバブルバスとDHCのクレンジング程度。タオル類や歯ブラシは1セットしかありません。シャンプー類は資生堂のTHE AMENITY。
シンク上に置かれているのはハンドソープではなくやっぱりボディソープ。
[originals
View
今回の眺めは南側。海は少し遠いけれど、幕張海浜公園の緑が綺麗です。
Impression
前回利用した「プラザスイート」に比べるとベッドの古さや傷の多さがやや目立ちます。しかし、スタンダードとはいえ造りは立派で当ホテルの魅力は十分に感じられます。
なお、今回はクイックチェックアウトを利用しました。チェックイン時に精算を済ませておけば追加料金が無い限り、ルームキーを返却するだけで手続きは完了。
他ホテルでもよく見かけるサービスですが、当ホテルではロビーにいたベルガールにルームキーを渡せばフロントへの立ち寄りすら不要。時間が無い朝にはとっても便利なサービスでした。
ホテル ザ・マンハッタン
〒261-0021 千葉市美浜区ひび野2-10-1
TEL:043-275-1111
チェックイン15:00 チェックアウト12:00