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横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ宿泊記「ラグジュアリーフロア ベイブリッジビューツイン」

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■2012年8月宿泊

Check In

横浜駅前にそびえ立つ「横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ」。駅からは2階のペデストリアンデッキもしくは地下の「ザ・ダイヤモンド」を通ってアプローチします。

JR各線のホームからは階段を下りる→上る→上るor下りると昇降をやたらと繰り返すことになります。

横浜ベイシェラトン_外観

広大な地下街ザ・ダイヤモンドは駅周辺のビルを貫通しているため複雑で迷いやすい。またホテルの地下1階には三井住友銀行があってホテルらしからぬ雰囲気。

横浜ベイシェラトン_エントランス

一方、2階ルートの場合はビュッフェレストラン「コンパス」横のエントランスから館内に入ります。エスカレーターの脇にはこれまたホテルに不似合いな占いコーナーがあってドン引きです。

横浜ベイシェラトン_ロビー

ロビーは3階まで吹き抜けで広々。2階部分にあるラウンジ「シーウインド」はとても混雑していました。

1階のフロントを訪れたのは14:30。チェックインを申し出ると「15:00からなので」と断られてしまいました。確かにルール上ではそうかもしれないけれど、たった30分なのに…。

そして15:00に戻ってくるとフロントの前には順番待ちの長い行列。15:00前に断られた客は僕だけではないはずで、融通の利かない杓子定規な対応の結果がこの有様。

しかもSPGメンバー用カウンターにも一般客を次々と案内しており、優先カウンターとしての役割を全く果たしていません。この時点でテンションはかなり下がり、ベルのアテンドを断って独力で部屋に向かいました。

ルームキーはシェラトン共通の薄っぺらいカードキー。以前は裏面を上にしてスロットに挿し込みましたが、最近になって表面を上にする方式に変更されました。

横浜ベイシェラトン_ロビー階エレベーターホール

横浜ベイシェラトン_客室階エレベーターホール

横浜ベイシェラトン_廊下

エレベーターは4基。上層階・下層階用には分かれておらず、待たされることが多々ありました。

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Room

客室フロアは10~19階が「レギュラーフロア」、20~25階が「ラグジュアリーフロア」、26~27階が「タワーズフロア」と呼ばれています。ラグジュアリーフロアのうち23~25階はSPGメンバーフロアです。

今回の部屋はラグジュアリーフロアの「ベイブリッジビューツイン」。最初の訪問ではシャワーブース付きの部屋、2度目は付いていないタイプの部屋にアサインされました。

横浜ベイシェラトン_クローゼット

クローゼットは二枚の引き戸で人感センサーつき。使い捨てスリッパはペラペラで安っぽい。バスローブはゴールドのシェラトン「S」マーク入り。

横浜ベイシェラトン_ツイン

面積は34㎡。幅はやや広めだけど奥行きは短く、窓の周辺にはゆとりが全くありません。加えて天井も低いので数字よりもずっと狭く感じます。

特にシャワーブースの付いていないタイプは、バスルームが狭い分だけベッドルームが広いはずなのに、その違いは全く感じませんでした。

また、室内はスタンドライトだけでダウンライトが無いのでやや暗い。

横浜ベイシェラトン_ティーセット

横浜ベイシェラトン_冷蔵庫

横浜ベイシェラトン_テレビ

横浜ベイシェラトン_ライティングデスク

横浜ベイシェラトン_ライティングデスク

テレビは日立製「Wooo W32L-H9000」。デスクは横長タイプで奥行きも十分だけど、目の前が円形の鏡で落ち着かない。チェアも肘無しタイプでハードワークにはあまり向きません。インターネット接続は有線・無線共に無料ですが、無線LANは下り2.8Mbpsと低速。

横浜ベイシェラトン_アームチェア

窓際にはどっしりとしたアームチェアが2脚と丸テーブル。アームチェアはメンテナンスがイマイチで汚れやキズが目立ちます。2脚とも内側に向けて置かれていますが、窓と平行に置いて向かい合わせにした方がごちゃつかなくて良いんじゃないでしょうか。

横浜ベイシェラトン_ベッド

ベッドは120cm幅の「シェラトン・スイート・スリーパー・ベッド」(SSSB)。シーリー製のマットレスをベースにしているため、同じSPGの「ヘブンリーベッド」よりも格段に柔らかく、人の動きに合わせて小刻みに上下左右に良く動きます。ちょっと好き嫌いが分かれるかもしれません。

なお、当ホテルでは全室にSSSBが導入されていますが、レギュラーフロアとラグジュアリーフロア以上では仕様が異なるそうです。

横浜ベイシェラトン_ナイトテーブル

ナイトテーブルは中央に一つのみ。コンセントが無くて使い勝手は今ひとつ。また、スタンドの高さがなぜか微妙に違っていて気持ち悪い。

ナイトシャツは薄っぺらいワンピースタイプ、翌朝配られた新聞は朝日新聞でした。

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Bath Room

横浜ベイシェラトン_バスルーム

バスルームの床とシンクトップは石造りで壁はタイル張り。全体的な質感は今ひとつな印象で、ドアは同じシェラトンの「札幌」や「都ホテル東京」と同じくユニットバス並の安っぽさだし、シャワーカーテンのレールは家庭用の物干し竿みたいです。

また、シンク下の配管がバスタブから丸見えなのもいただけない。

シンク前の鏡はワイドで、最上部には幅一杯に照明が付けられているので明るさは十分。小さいながら脱衣カゴも用意されています。

横浜ベイシェラトン_バスタブ

バスタブは幅と深さはあまり無けれど長さはゆったり。シャワーブースはホームベース型。水圧は高く、使い勝手は悪くない。

横浜ベイシェラトン_アメニティ

アメニティはシェラトン共通の「Shine」。入浴剤は無く、基礎化粧品はリクエストベース。

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View

横浜ベイシェラトン_眺望

横浜ベイシェラトン_夜景

横浜ベイシェラトン_横浜駅前

客室タイプ名にもある通り、今回の眺望は「ベイブリッジビュー」。眼下には横浜駅西口があり、大勢の人が行き交う様子やタクシーの列を見下ろします。他にも京急線や首都高速神奈川線の金港JCTなど交通マニアにはたまらない眺望と言えます。

そして駅の奥には横浜ベイブリッジ。ちょうど上手い具合に高層ビルの谷間に橋が見えます。横浜らしい眺望を詰め込んだ感じで楽しいけれど、ベイビューという意味ではみなとみらい地区のホテルには到底かないません。

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Impression

このホテルは週末になると料金がグンとアップしますが、平日ならコストパフォーマンスは良好です。でもシェラトンは最高級ホテルブランドではないから過剰な期待は禁物です。今回の部屋も値段なりにソコソコの満足度といった感じです。

シティリゾート気分を味わうなら「横浜ベイホテル東急」や「ヨコハマ グランドインターコンチネンタルホテル」の方がお勧めだけど、横浜駅近辺でのビジネス利用ならば便利。

■MARIOTT BONBOY:公式サイトで予約する

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■一休.comで(鉄板焼)を予約する

■一休.comでオールデイブッフェ コンパス(ブッフェ)を予約する

■一休.comで木の花(日本料理)を予約する

■一休.comで彩龍(中国料理)を予約する

横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ
〒220-8501 横浜市西区北幸1-3-23
TEL:045-411-1111
チェックイン15:00 チェックアウト12:00

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