■2016年8月宿泊
Check In
「出島の湯 ドーミーイン長崎」が位置しているのは長崎市銅座町。最寄りの市電停留所は「新地中華街(旧「築町」)」、長崎空港からは長崎新地バス停で下車して徒歩5分弱です。
ホテル前の橋を渡れば中華街で、「ホテルJALシティ長崎」はすぐ近く。周囲には飲食店が数多く建ち並んでいます。
このホテルの建物は2005年5月まで「長崎東映ホテル」として営業していて、2階にはディスコ「マハラジャ」があったんだそうです。
一階にはファミリーマート、2階には「手もみ処」があるものの、他のテナントは空いているしエントランス付近は暗いのでちょっと寂しい。
フロントは3階に設けられていて、コンパクトなカウンター。チェックインの手続き開始は15時きっちり。 対応は非常に丁寧でしたが、時間がかかり、順番待ちの行列ができていました。宿泊代金は前払い制です。
隣接するレストラン「Hatago」では朝食のほか、21:30~23:00の間に「夜鳴きそば」と称して醤油ラーメンを 無料で提供するというユニークなサービスが実施されています。
ホテルが開業したのは2005年。館内はまだまだ綺麗です。
Room
当ホテルの客室はカプセルルームから42㎡の和洋室まで種類豊富。とはいえ、全211室のうち14㎡の「ダブルルーム」が110室を占め、 ちょっと興味深い「和洋室」は2部屋しかありません。
ドアを開けるとコンパクトなホワイエがあり、扉の無いクローゼットが設置されています。用意されているのは部屋着とウォッシャブルスリッパ、消臭剤。館内はこの部屋着とスリッパで移動OKだそうです。 居室との間にはスライド式の内扉が設けられています。
今回利用したのは「ツインルーム」。面積は21㎡、天井高は2.46mです。居室内はさすがにコンパクトで、 シーリングライトとベッド脇のナイトランプは「JR九州ホテル長崎」と同じように中華風。
テレビはPanasonic製「VIERA TH-32X1HT」。大浴場の混雑状況を確認できるのはドーミーインの画期的な設備です。ティーセットは緑茶のみで冷蔵庫は空っぽ。
ライティングデスクは奥行き49cm、幅は正味80cmほどとややコンパクト。デスクライトは壁に設置されたブラケットライトしかなく、ちょっと非力。 チェアは肘掛け付きのアームチェア。電話機はJACOB JENSENで、ホテル外に架電する場合はフロントに連絡が必要です。
窓際にはコーヒーテーブルとデスクチェアと同じアームチェアが置かれています。
長崎市内ではまだまだ古いフランスベッド製「ホテルベッド」を使用しているホテルが多いですが、当ホテルのベッドは120cm幅のシモンズ製マットレスで安心。
ただし、シーツの肌触りはザラザラ。ナイトテーブルは無く、低いヘッドボードの上にスマホを置ける程度。コンセントはコントロールパネルにありました。
Bath Room
客室のバスルームはビジネスホテルらしくコンパクトなユニットバス。大浴場があるため使う機会はありませんでした。シャンプー類はPOLA製の「シャワーブレイク」。
シンクもコンパクト。この画像には写ってはいませんが便座の脇に非常用水がタンクに10L確保されているのが面白い。
アメニティは歯ブラシ、ひげそり、ブラシ、麺棒のみ。
View
今回の部屋は中華街とは反対側の銅座方面。見えるのは古いビル群で魅力的とは言い難い。
Spa
ドーミーイン系列のウリである大浴場はフロントのある3階に造られています。大浴場の脇にはちょっとした休憩スペースがあって、自動販売機や漫画本が並ぶ本棚が設置されています。
入浴可能時間は15:00~翌朝10:00まで。ただし、サウナは1:00~5:00は利用できません。男性用の浴室に入るにはルームキー、女性用は防犯上の理由からフロントで配布される暗証番号が必要です。
脱衣所もそれなり広くて十分快適。ただし、バスタオルは用意されておらず、部屋から持っていかなきゃいけないのは少し不便。
男性用浴室は意外なほどに広く、浴槽が2つとサウナ、水風呂。露天風呂こそ無いものの、「札幌プリンスホテル」や「ドーミーイン網走」のそれよりも広いですね。
温泉では無いけれど、超軟水を使用しているとのことでお湯は滑らか。洗い場も豊富で混み合う時間も安心です。
出島の湯 ドーミーイン長崎
〒850-0841 長崎市銅座町7-24
TEL:095-820-5489
チェックイン15:00 チェックアウト11:00