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■2016年9月宿泊
Check In
「ホテルニュー長崎」はJR長崎駅前のアミュプラザ長崎に隣接しています。そばの「JR九州ホテル長崎」とは異なり、駅の改札口から雨に濡れることなくアクセスすることはできませんが、交通至便でとても便利な立地と言えます。空港へのバス停もすぐ。
当ホテルは地元政財界の御用達ホテルとして知られ、各種会合が多数開かれています。かつてはホテルニューオータニのアソシエイツホテルだったこともあるようです。ちなみに、ホテルのロゴは日本航空の鶴丸にそっくりです。
こちらは国道沿いに設けられているメインエントランス。ドアマンを見かけたことはありませんが、この日タクシーで到着するとスーツ姿のベテランが館内から出てきて荷物をトランクから出してくれました。キャリーケースも転がさずに手で持ってフロントへ案内してくれました。
館内にはお土産屋さんや日比谷花壇、JTBに銀行のATMまであって、いかにも地方のグランドホテル。その割にフィットネスやスパとったホテルステイを堪能できる施設は無いんですよね。
ロビーは大理石張りでゴージャス。ここはチャペルも兼ねていてウェディングが行われます。奧の煉瓦造りの壁は「テラスレストラン ハイドレンジャ」。
ホテルに到着したのは13時すぎ。チェックインは14時からとのことで手続きはしてもらえず。荷物を預けて外出し戻ってくると順番待ちの行列ができていました。
待っている間に、先ほどのベテランスタッフが冷たいおしぼりを渡してくれたのは嬉しかったですが、若いスタッフによる手続きは淡々としたもので拍子抜け。
エレベーターは2基、ルームキーはシリンダーキーです。
客室は5〜12階に設けられ、今回アサインされたのは10階。11・12階はエグゼクティブフロアなので、スタンダードフロアとしては最上階にあたります。奇数号室は港側、偶数号室が市街地側です。
Room
今回の部屋は「スタンダードツイン」。全153室のうちこの客室タイプが108室を占めています。この上の客室グレードは「エグゼクティブツイン」となり、「スーペリア〜」とか「デラックス〜」といった中間グレードの客室はありません。
クローゼットは襖のようなスライドドア。中はがらんとしていて、使い捨てスリッパが置かれています。ライトが無いので夜は暗い。
部屋の面積は28㎡、天井高は2.5mです。室内は濃い目のブラウンを基調としていて、落ち着いているというか渋いデザイン。アートなどの装飾が全く無く、シンプルを通り越して殺風景とすら感じます。
家具はいずれも経年劣化による細かい傷が目立ちます。テレビは三菱電機製「LCD-26MX30」という小さなモデル。ライティングデスクは奥行きが40cm弱しかなく、椅子もギシギシ音が鳴るのでハードワークには不向き。机の上には電気ポットと湯飲み、煎茶、梅昆布茶が置いてあります。
デスクの下は観音開きの扉。中には温泉旅館みたいなビニールが被せられたコップとアイスペール。冷蔵庫もコンパクトサイズです。
28㎡の割に、バスルームが狭いせいか窓周辺にはゆとりがあり、アームチェアが2脚とテーブルが置かれています。
ベッド幅は120cm。軽く腰掛けただけで分かるカッチカチに固いマットレスはフランスベッド製「ホテルベッド」。このマットレスが使われている限り、僕の再訪は無いなと思います。シーツの肌触りもザラザラです。
ナイトテーブルは中央に1台。コンセントはありません。下部にはセーフティボックスになっています。
アイロンと枕の追加をお願いしたところ、持ってきたベルボーイはアイロンを置き、枕を取りに行ったまま15分以上戻ってこなくて困りました。
ルームサービスの朝食は「コンチネンタル」(2,600円)、「アメリカン」、「和朝食」(共に3,200円)の3種類。グランドメニューは軽食中心で22時まで。
Bath Room
バスルームは旧式で狭くて質感も低い。ドアもワンルームマンションのようなチープさ。照度が低いのも大きなマイナスポイントで、長居したいとは思えないです。
とはいえ、バスタブは割と大きめ。シャワーはマッサージ機能が無いけれど水圧は十分です。ただし、サーモスタットが無いので使い勝手は悪い。
アメニティもロゴの無い汎用のもの。シャンプー類は資生堂の「アロマ」が大ボトルで。
View
今回の部屋は正面玄関側で目の前は通行量の多い道路。車の騒音はそれほど気になりませんが、信号と市電のブザーがやや耳障り。 レストランから見る限り、やはり反対の海側の方がずっと良さそう。
Breakfast
朝食は13階の「中国料理 桃林」で提供されています。館内には「錦茶房」という和食処もありますが、朝食は当店のみとなっています。
当店はホテル最上階にあり、港や稲佐山を望む眺めは良好。130席もあるオオバコですが隣席との間隔も十分に広いです。料理は和洋ビュッフェ(2,600円)。洋食・和食ともにセットメニューはありません。
ビュッフェ台に並べられた料理はやや少なめ。洋食は温製・冷製ともにあまりなく、和食の方がまだ充実している印象です。当店は中国料理店ですが、それらしい料理は見当たりませんでした。卵料理はスクランブルエッグまたはゆで卵。エッグステーションはありません。
長崎の郷土料理は皿うどん、ヒカドなど。オレンジジュースは長崎みかんでした。
ホテルニュー長崎
〒850-0057 長崎市大黒町14番5号
TEL:095-828-5888
チェックイン14:00 チェックアウト11:00