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■2017年2月宿泊
Check In
「リッチモンドホテル長崎思案橋」は長崎有数の繁華街、思案橋のど真ん中に建っています。長崎駅からはタクシーで7〜8分、路面電車の思案橋停留所からはわずか50mの距離。
ただし、長崎空港からのアクセスは今ひとつ。長崎新地・中央橋の両バス停まではやや距離があるため、長崎新地で下車して路面電車を利用した方が良いでしょう。
当ホテルの周囲には飲食店というか飲み屋が非常に多くていつも騒がしく、停留所からホテルまでの間にも多くの客引きが立っており、治安が良いとは言い難いです。
ホテルのロビーは通りからは奥まったところにあり、途中には朝食会場でもあるレストラン「夜光杯」があります。
ロビーはゆったりとしていて、中央には大きなソファも置かれています。チェックインの手続きはシステマティックなもの。
宿泊者カードに記入し、支払いは自動チェックイン機で行います。発行されたルームキーはどこぞのポイントカードみたいに薄っぺらい。
エレベーターは2基。今回アサインされたのは客室フロアで最も低層の3階。といっても、眺望を期待しているわけではないので特に気になりませんでした。
3階でエレベーターを降りると油っぽい匂いが充満していたのには驚き。階下のレストランから上がってきているのでしょうか。非常に気になります。
廊下は実にシンプルな内装でとても明るい。前日に宿泊した「ホテルJALシティ長崎」のエレベーターホールと廊下がやたら暗かったので余計にそう感じました。
Room
今回の部屋は「デラックスツイン」。23㎡の「デラックスダブル」、24㎡の「ハリウッドツイン」をわずかに上回り、このホテルでは最も広い客室タイプです。天井高は2.5mとやや低い。
室内は非常に明るく、「一般的なホテルの客室に比べて2倍の明るさ」だという240LUX。
ドアを開けるとホワイエがあって、クローゼットはここに設置されています。
クローゼットそのものに扉はありませんが、居室との間には内扉が設けられています。
ズボンプレッサー、ウォッシャブルスリッパ、消臭剤が置かれています。チェストはラゲッジ台の下に2段。
テレビはSHARP製「AQUOS LC37-GH2」。画面上でレストランとコインランドリーの混雑状況をリアルタイムに確認できて大変便利です。
デスクユニットは黒塗りで質感はまぁビジネスホテルのそれ。ワークスペースも広く、奥行きは60cm、幅は150cmほど確保されています。
部屋そのものは明るいのですが、デスク上はホテルが1800LUXと胸を張るほどの明るさとは感じません。ちょっとクラシカルなスタンドライトは光が当たるスペースが狭いからかもしれません。
デスクチェアはキャスター付き。座り心地は悪くは無いけれど、このチェアに限ってはJALシティ長崎の勝ち。
この日、インターネット接続はお話にならないほど遅く、下り314kbps、上り223kbps。障害が起こっていたのでしょうか。
デスクの下のティーセットは煎茶とドリップコーヒー。冷蔵庫は空っぽです。
窓際にはかなり独特なデザインのアームチェアが二脚。円形の背もたれはリラックスできません。座り心地よりもデザイン重視というところでしょうか。
デスク上のランプもそうですが、こういったビジネスホテルに洒落たデザインなんて求めていないので、使い勝手を重視してほしいです。
ベッドは120cm幅のシモンズ製マットレス×2。ベッドフレームはスタッキングベッドが収納できるタイプで寝心地がやや低下している印象を受けました。シーツの肌触りは及第点に及ばず。
ナイトテーブルは中央に一台。コンセントももちろん用意されています。
ルームサービスはディナータイムのみ。豚角煮の卵とじ丼や、長崎皿うどん、パスタ、カレーなどがラインナップされています。
Bath Room
バスルームはとてもコンパクトです。タイルのカラーリングが個性的で床もチェッカー模様です。
シンクはやや小さめ。アメニティは必要最低限だけど、女性客の場合はフロントで基礎化粧品をもらえるらしいです。
バスタブの深さはそこそこあるけれど、長さはかなり短く、足を伸ばすことができません。シャワーの水圧はやや低めで残念。
タオルはフェイスタオル2本、バスタオル1本のみでゴワゴワです。
このホテルチェーンはバスルームにあまり力を入れていないようで、大浴場があるドーミーインや洗い場付きのフォルツァに比べれるとかなり見劣りします。
View
窓は2枚に分かれており、幅80cmほどのものと30cmほどの細長いもの。一部は開放できるので思案橋の喧噪を味わうことができます。
カーテンは共にストライプのドレープとレース、窓部分を覆う程度の横幅しか無く、両サイドから光が漏れてしまいます。
Breakfast
朝食は1階の「亜欧旬感グリル〜夜光杯」で提供されている和洋ビュッフェ(1,200円)。
店内にはファミレスのようなボックス席もありますが、厨房を囲むように配置されたテーブル席は隣席との間隔や通路がかなり狭いです。
メニューは値段を考えればそれなりに充実しています。皿うどん、五島うどん、角煮など長崎らしいメニューもありました。ほかにも水餃子や焼売といった朝食ではやや珍しい料理も。
スタッフの数は多く、空になった皿はすぐに下げてくれるのですが、若いスタッフが多くて気が利かない。通路で彼らとすれ違う時もぶつかりそうになることが何度かありました。
Impression
リッチモンドホテルズは全国に展開しているビジネスホテルチェーンで、利用者からの評価も高いようです。
確かに、コストパフォーマンスは非常に良好で、長崎市内の他ホテルビジネスよりも広々とした客室なのに宿泊代金は1万円以下。
ただ、前述のとおりバスルームは平凡で、ベッドも期待した程では無かったので積極的に宿泊したいとまでは思えないのですが、清潔かつ低価格ということを考えれば無難な選択肢と言えるでしょう。
リッチモンドホテル長崎思案橋
〒850-0901 長崎市本石灰町6-38
TEL 095-832-2525
チェックイン14:00 チェックアウト11:00