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■2015年5月宿泊
Check In
「アグネス ホテル アンド アパートメンツ東京」が建つのは新宿区神楽坂。東京理科大学の裏手に位置しています。飯田橋駅から外堀通り越え、坂道を上ると公園の先に建物が見えてきます。
建物は2つの棟がくっついた独特の形状です。
こちらはアパートメンツ棟のエントランス。
フロントはエントランスを抜けて階段を数段上がった先にあり、とてもコンパクト。
あまりにコンパクトだったのでベルキャプテンデスクだと思って通り過ぎてしまいました。チェックインの際に渡されたのはルームキーだけで、宿泊の案内が書かれたカードなどは一切ありません。
フロントの脇を進むとレンガの壁が印象的なティーラウンジがあり、エレベーターはその奥に設けられています。
このティーラウンジは日中のみの営業で、営業時間外はソファを自由に使えますが、地下のホールで宴会が行われているとその音がかなり響きます。
エレベーターのカゴは1基のみ。エレベーターホールの脇には特に仕切りも無く客室があって驚きました。
今回アサインされたのは2階。廊下には製氷機が置かれていて、稼働音が室内にも届きます。
Room
建物はホテル棟とアパートメンツ棟に分かれ、今回利用したのはホテル棟の「ダブル」。このホテルで最も部屋数が多いスタンダードなルームタイプです。
クローゼットの中にはセーフティボックスと使い捨てスリッパ。長期滞在を謳う割にハンガーは5本と少なめ。
クローゼットの脇には「ホテル椿山荘東京の和風タイプ」にあったような小さなシンク。
さすがに料理をするのは厳しいけれど、電子レンジがあるので何かと便利です。とはいえ、冷蔵庫はホテルの一般的なサイズでちょっと残念。ミネラルウォーターは2本無料。
室内のレイアウトは一般的なもの。2014年に改装されているそうで、面積は28㎡、天井高は2.38m。
テレビはSHARP製「AQUOS LC32-E9」。「山の上ホテル」と同じくPanasonicの「TZ-DCH1820」というセットアップボックス経由での視聴になります。有線放送の端末も用意されていました。
ティーセットはコーヒー2種類と緑茶、ほうじ茶、紅茶でした。
ライティングデスクは奥行き55cm×123cm。コンセントは1つだけなのでOAタップの持参をおすすめしたい。
ネット接続は下り85.0M、上り27.6Mbpsと文句なし。ただしWebフィルタリングツールが導入されており、閲覧できないサイトがあるので要注意です。
28㎡と決して広くはない部屋の割に、窓際のスペースはゆとりがあります。一人がけのソファは柔らかくて座り心地良好です。オットマンがあるのも嬉しい。
ベッドはバスルーム側の壁際に寄せられています。マットレスは140cm幅。日本ベッド製「Silky Pocket」のレギュラータイプで快適。
シーツの肌触りも悪くありません。ナイトテーブルはチェストを兼ねていて、コンセントも用意されています。
ルームサービスは12時から21時までで、月曜日は定休日。サンドウィッチやパスタ、ピザなどの軽食ばかりでメニューは少なく、朝食の営業はありません。
Bath Room
バスルームはレンガ風のタイル敷き、壁の一部は大理石張りです。このクラスのホテルには珍しいシャワーブース付き。
ジャグジー機能つきのバスタブは小振りで足を伸ばすことはできませんが、深さはそれなりにあります。
シンクのトップは石造り。
アメニティの品揃えはそれなり。基礎化粧品はフロントで有料配布されています。シャンプー類はPOLA製の「アロマエッセ」。
View
窓の外にはベランダ付き。今回の部屋は2階で展望は無いに等しい。それでもこの時期ならば窓を全開放できて気持ちが良い。
ただし、隣室のベランダとは柵で仕切られているだけなので丸見えです。
Impression
当ホテルはわずか56室だけの小さなホテル。設備は物足りず、スモールラグジュアリーとは言い難いけれど、静かな環境でのんびりできるホテルです。周囲には美味しいレストランが多く、風情のある街並みの散策も楽しい。今回は朝食をいただく機会が無かったので次回は是非楽しみたいです。
アグネスホテル アンド アパートメンツ東京
〒162-0825 新宿区神楽坂2-20-1
TEL 03-3267-5505
チェックイン15:00 チェックアウト12:00