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ANAインターコンチネンタルホテル東京宿泊記②「エグゼクティブデラックス・ツイン」

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■2016年8月宿泊

Room

久しぶりの「ANAインターコンチネンタルホテル東京」。大型ホテルだし客室が狭いこともあって、系列の「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ」や「ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル」に比べると選択の優先順位が低くなってしまいます。

今回の客室は33階の「エグゼクティブデラックス・ツイン」。 以前は28階以上を「クラブインターコンチネンタルフロア」と称していましたが、現在は21~27階と32~34階が「エグゼクティブデラックス」、28~31階と35階が「プレミア」というカテゴリ分けになっています。

クラブインターコンチネンタルラウンジを利用するには1室16,000円!の追加料金が必要です。

ANAインターコンチネンタルホテル東京,玄関

ホワイエ部分はフローリングでバスルームのドアとクローゼットが並列に並んでいます。クローゼットの折り戸はちょっと固く、中には照明が無いため暗い。

収納されているのはアイロン、使い捨てスリッパ、竹踏み。IHG・ANA系列のホテルでは大型のアイロン台が常備されていて嬉しい。

ANAインターコンチネンタルホテル東京_居室

この客室タイプの広さは28~32㎡と部屋によってバラつきがあり、天井高は2.69m。開業から30年が経過しており、現在の水準では「狭い」と言わざるを得ませんが、ほぼ同時期に開業した「ANAクラウンプラザホテル京都」に比べれば古くささは感じません。

室内はウッディで落ち着いたデザイン。照度はやや低め。 リノベーションされてから少し時間が経っているためカーペットは汚れが少し目立ちます。

ANAインターコンチネンタルホテル東京_ライティングデスク

ライティングデスクの天板は人工大理石という珍しいタイプで奥行きは55cm。金縁の鏡が少し邪魔だけど、使い勝手は悪くない。チェアは革張りでキャスター付き。インターネット接続は下り20.3M、16.6Mbps。

テレビはPanasonic製「VIERA TH-37LZ80VL」で回転台付き。地上波とNHK BSはデジタル画質なのに、BSの民放チャンネルはなぜかアナログ画質という残念っぷり。WOWOWも視聴可能です。

テレビの下は2段の引き出し。収納されているパジャマは「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」と同じくワッフル地のワンピースタイプ。同じインターコンチネンタルでも「ヨコハマ グランドインターコンチネンタルホテル」のそれよりずっと肌触りが良いです。

ANAインターコンチネンタルホテル東京_ミニバー

ANAインターコンチネンタルホテル東京_冷蔵庫

デスクの隣にはミニバーと冷蔵庫。ウイスキーのミニチュアボトルも用意されています。

ANAインターコンチネンタルホテル東京_ソファ

窓際にはレザー張りのソファー。座面の奥行きが短く、背もたれも中途半端な高さしか無いため座り心地は今ひとつ。

ANAインターコンチネンタルホテル東京_アンバサダー特典

インターコンチネンタルアンバサダー向けのウェルカムギフトは、フルーツ、羊羹、雷おこし。

ANAインターコンチネンタルホテル東京_ベッド

ベッドは110cm幅のシモンズ製マットレス。2台のベッドの間隔は15cmしかなくて間に入るのは困難。一層のことくっつけてハリウッドツインにすれば良いのに。

ナイトテーブルは両サイドに設置。窓側のそれにはコンセントがあります。バスルーム側にはiPodドッキングステーション「iHOME」があるけれど、インターフェイスが今どき30ピンDockコネクタでは…。

このナイトテーブルの前面には和紙のようなパネルがはめ込まれていて、足元灯をつけると行灯のようです。

ルームサービスは館内レストランからのデリバリーを含め、品揃えは豊富で24時間対応。また、ランドリーは3時間仕上げ(料金50%増)や1.5時間仕上げ(同100%増)サービスが大変便利。

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Bath Room

この部屋のバスルームはシャワーブース付き。壁はコンクリートのようなユニークなデザイン。また、居室側の壁はガラスになっていてロールカーテン付き。といっても、「マンダリンオリエンタルホテル東京」や「コンラッド東京」のようなクリアガラスではなく曇りガラス。

ANAインターコンチネンタルホテル東京_シンク

シンクトップは御影石。コンパクトだけど安っぽさはなく、スツールが用意されているので便利です。アメニティは薄い箱に入っていて、シャンプー類や石鹸はインターコンチネンタル共通の「AGRARIA」。

ANAインターコンチネンタルホテル東京_バスタブ

バスタブは幅が狭くて深さもないけれど長さは十分で足を伸ばすことができます。脇の壁に設置されているのはTOTO製の液晶テレビ「EKK30029」。

旧型で地デジには非対応。BSの一部と海外放送しか視聴できず、しかも視野角が極端に狭いため湯船にゆったりつかった状態ではほとんどダメ。BGM代わりオマケ機能と割り切るべきかも。

ANAインターコンチネンタルホテル東京_シャワーブース

ユニークなのはシャワーブース。仕切りが無いため、隣接するバスタブからダイレクトにアクセスできる造り。オーバーヘッドシャワーとボディシャワーは気持ち良いです。ただし、床の黒カビがちょっと気になります。

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View

ANAインターコンチネンタルホテル東京_夜景

カーテンはドレープのみ電動コントロール。 今回の眺望は赤坂方面で、すぐ目の前には赤坂インターシティ。「インターシティAIR」という38階建てのビルを建設中で皇居の緑がほとんど見えなくなっています。 一方、眼下の赤坂ツインタワーは取り壊し中。

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Breakfast

朝食は2階の「カスケイドカフェ」で朝6:00から提供されています。

当店は185席もある大箱ですが、人気店で宿泊客以外の利用も多く混雑しがち。

この日もエッグステーションには常に行列ができていて、入店待ちもちらほら。

それゆえ隣接する「アトリウムラウンジ」も開放していました。混雑している上に2人卓は隣席との間隔が狭く、ゆったりとした優雅な朝食とは程遠い。

ビュッフェ台には和洋中の料理が並びますが、和食メニューはやや少ない。

日本料理「雲海」で朝食営業は実施されておらず、和食が食べられるのは当店だけなのだから、もう少し充実させた方が良いと思います。

中華メニューはチャーハンや焼売など。ラーメンの実演コーナーはスタッフ不在なことが多くて残念。

パンは種類豊富で、一つ一つはやや小振り。クロワッサンはバターの風味が香ばしいけれど、サクサク感が不足している印象です。

ヨーグルトが既製品というのもがっかり。

スタッフは外国人が多く、お店全体に目が行き届いていない印象です。コーヒーはポットが届けられるだけで、自分で注ぐっていうのも何だかなぁ。

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■ANAインターコンチネンタルホテル東京宿泊記①

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ANAインターコンチネンタルホテル東京
〒107-0052 港区赤坂1-12-33
TEL:03-3505-1111
チェックイン15:00 チェックアウト11:00

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