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■2012年4月宿泊
Check In
「ANAインターコンチネンタルホテル東京 」は、森ビルが開発したアークヒルズ内に建っています。
最寄り駅は地下鉄の溜池山王もしくは六本木一丁目。両駅とも当ホテルが「東京全日空ホテル」として開業した当時は存在しなかった駅ですね。
また、「ホテルオークラ東京 」別館の脇を通れば日比谷線の神谷町駅へも徒歩圏内ですが、このルートはアップダウンが激しいのであまりオススメできません。
メインロビーは2階になります。アトリウムラウンジやピエール・ガニェールのパティスリーなどが並ぶこのフロアはいつも混雑していて、スタッフも数多く配置されています。
フロントはストレートなカウンター。品川プリンスホテル並に大勢のスタッフが対応していたものの、やはりここは884室もある大型ホテルゆえチェックイン待ちの行列ができていました。
その行列は長くなっていたので捌き熟練度は今ひとつですが、フロントスタッフやベルの応対はとても丁寧で好印象。
Room
今回の部屋は28~35階に位置する「クラブインターコンチネンタル・ダブル」。
本来の予約は「エグゼクティブデラックスダブル」でしたが、アンバサダー会員特典でアップグレードとなりました。クラブインターコンチネンタルフロアの利用時には
- クラブラウンジでの朝食、ティーサービス、イブニングカクテル
- ミーティングルームの利用が2時間無料
- インターネット・無線LAN使用無料
- シューシャインサービス
- ターンダウンサービス
- 朝刊・夕刊サービス
- 14時までのレイトチェックアウト
などの特典がつきます。
この「クラブインターコンチネンタル・ダブル」にはシャワーブースや洗い場の有無などで複数のタイプがあり、広さも28~32㎡とバラツキがあります。この部屋の場合、幅はそこそこだけど奥行きが短いため実際の面積よりも狭く感じます。
入口すぐのクローゼットは一枚扉の引き戸。中にはアイロンと青竹踏みが常備されています。アイロン台はフルサイズのもので嬉しい。
光沢のある黒いチェストは上からミニバー、グラス、ポットとマグカップの3段構成。ちょっとホコリが目立ちます…。
テレビはPanasonic製「VIERA TH37-LZ80」。BSデジタルはNHKのみアナログ視聴が可能、民放各局には未対応でした。
また、外付けでHDMI端子などの外部入力ボックスが置かれていす。
デスクはワーキングスペースが革張りで奥行きもまずまず。キャスターつきのデスクチェアはしっかりとしたもの。長時間のデスクワークでも問題なし。
テレビの下に収納されている冷蔵庫は少し小振りなサイズ。ドリンク類がぎっしりと入っています。
窓際にはラウンドテーブルとソファ、オットマンが置かれています。アームチェアではなくソファというのは嬉しいけれど、サイズは小さめで座り心地も少し固い。
ゴールドのベッドスローが印象的なベッドはシモンズ製の200cm幅マットレス。期待通りの程よい固さと肌触りの良いシーツですこぶる快適。直前に宿泊した「ホテル日航那覇グランドキャッスル(現「ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城」)」のベッドとは雲底の差があります。
ヘッドボードの窓側には照明やカーテンのコントロールパネルがついています。照明は読書灯を含めON/OFFのみで照度調整はできません。また、カーテンはドレープのみ電動でレースは手動。上部から光が漏れるので遮光性は今ひとつ。
ナイトテーブルは両サイドに。バスルーム側にはiPodドック(時計・ラジオ機能付き)がありました。
ターンダウンはゴミを捨て、ベッドスローを外し、フットマットを敷き、カーテンを閉める程度のもの。氷のサービスは無くてリクエストベース。
Bath Room
今回の部屋は洗い場つきのバスルームでした。公式サイトの客室紹介には載っていないので、レアなタイプなんでしょうか。
バスルームの入口はベッドサイドの引き戸。手前がパウダースペースで右側にシンク、左側がトイレが配され、奥がウェットスペースになっています。
この配置は同じIHG・ANA系の「ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー(現「沖縄ハーバービューホテル」)」と似ています。トイレはガラスで仕切られてはいるものの、個室ではありません。
シンクは少し小さめの丸いタイプ。
バスタブは小さめで浅く、特に幅はミニマム級。同じインターコンチネンタルでも竹芝の「東京ベイ」とは大違いです。
また、オーバーフローのせいで湯を溢れさせることはできないのも残念。
側面の壁には液晶テレビつき。「正面ではなく側面なので見づらい」…と思ったら、手前に引き出すとアームがぐーんと伸びて最適な角度に変えられました。ただし上下の視野角はやや狭い。
シャワーはスティック状のハンドシャワーとオーバーヘッドシャワー、そして3穴のボディシャワー。ボディシャワーはバスタブに水が大量にかかります。洗い場つきは良いけれど、使い勝手は少し微妙ですね。
アメニティ類は品川の「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」と同じく紙箱に収められています。その中身に特筆すべき点は無し。バスソルトくらいは置いてほしいもの。
View
今回の部屋は六本木サイド。視界の半分くらいを隣のアーク森ビルが遮ります。それでもその脇からは首都高速の谷町JCTやミッドタウン、六本木ヒルズ森タワーなど都会的な景色を望むことができるので悪い眺めではありません。
窓の防音性はイマイチで、首都高を爆走する車の音がやや気になりました。
Club Lounge
クラブラウンジは35階に設置され、600㎡という国内最大規模の広さを誇ります。
入口にはレセプションデスク、その隣には「ライブラリー」というソファを主体にしたエリアがあり、奥にはテーブルが多数並ぶ「ダイニングエリア」が広がっています。
このラウンジ及びフロアに特別なセキュリティは無いのに、比較的空いていた朝食時でさえノーチェックでした。
チェックイン直後、ラウンジで寛いでいると続々と客が集まってきて、17:30のカクテルタイム開始時には満席。そしてフードの準備が整ったと同時に多くの客がビュッフェ台に行列を作っていました。
その様子はスキー場の「ゲレ食」のようで「ザ・リッツ・カールトン大阪 」や「ザ・ナハテラス 」、「シャングリ・ラ ホテル 東京」のようなクラブラウンジらしい優雅さは皆無。
広いラウンジなのに料理はほぼ一カ所に集めて置かれており、しかも料理を載せるための皿は人々が並ぶビュッフェ台の下に置いてあって取りにくい。これでは混雑するのも当然。
スタッフは次々と品切れになる料理を補充するのに没頭しています。客のテーブルには目が行き届いておらず、こちらの皿が空になっても全く下げに来ません。やっと来たと思ったら無言で持っていったのには閉口。
料理はカナッペというかフィンガーフードが大半。お腹に溜まるようなホットミールはあまり見かけませんでした。もしかしたらカクテルタイムの途中で追加されたのかもしれないけれど、あまりの混雑っぷりに早々に退散したため詳細は分からず…。
朝食は洋食が中心。オムレツなどの玉子料理を目の前で作ってくれるサービスこそありませんが、パンやサラダ、フルーツなどは種類豊富でした。朝からシューマイもありましたね。でも味はやや平凡な印象が強く、クロワッサンの出来は並、ヨーグルトはダノンの既製品。
チェックアウトの手続きはレセプションデスクで行います。訪れたとき、3つのデスクはコンシェルジュ対応で全て埋まっていたためライブラリーエリアで待機となりました。
しかし、スタッフは他にも大勢いるのにも関わらずビュッフェ台ばかり気にして誰も手助けしようとしないし、レセプションのスタッフもヘルプを呼ぼうとしません。これならば2階のフロントに行った方が早かったのかも。
窓からは国会議事堂や首相官邸、議員会館、山王パークタワーを望み、眼下には赤坂ツインタワーを見下ろします。東京を感じられるワイドな眺望です。
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ANAインターコンチネンタルホテル東京
〒107-0052 港区赤坂1丁目12番33号
TEL:03-3505-1111
チェックイン15:00 チェックアウト11:00