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■2012年2月ほか宿泊
Check In
「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」は品川駅の港南口に広がグランドコモンズの一角、品川イーストワンタワー内に位置しています。
ホテルの施設は26~32階に集約され、低層階にはエントランスがあるのみとなります。
品川駅に隣接しており、特に東海道新幹線の改札口からは近くて非常に便利な立地です。
ただし、京浜急行やは反対の高輪側なので結構歩きます。羽田空港を利用する時など、重い荷物を持って東西自由通路を歩くのはちょっと辛い。
しかもチェックアウトが朝の通勤時間帯に重なると、ものすごい人の波に逆らって駅へ向かう羽目になります。
メインエントランスは1階ですが、品川駅からのアプローチは2階のエントランスへ。
すぐ隣にはセブンイレブンとエクセルシオールカフェ。スタッフは不在でいかにも「オフィス棟の入口」という感じ。便利だけど高級感はありません。
ロビーがある26階へ向かうエレベーターのカゴ内には、いま何階あたりを昇降しているかが表示されていません。そのためスピードが遅く感じてしまいます。
到着したロビーは最上階までの吹き抜け。天窓から光が差し込むため日中はとても明るい。
中央に架かる「ガラスの橋」を渡った先は2つのレストラン「ザ・ダイニングルーム(現メロディア)」と「チャイナシャドー」があり、客室はロビーをぐるりと囲むように設置されています。この造りは「ホテルアソシア新横浜」や「東京ドームホテル札幌」に似ています。
フロントでは「おかえりなさいませ」の言葉と共に冷たいおしぼりが供されます。暑い時季には嬉しいサービスですね
。そういえば、「ザ・リッツ・カールトン大阪」でもフロントに常備しているけれど提供はリクエストベース。毎回出せばいいのにと思います。
このホテルのフロントスタッフはいつも気持ちの良い対応をしてくれます。言葉では表現しづらいけれど、「ゲストとして歓迎されている」と感じさせてくれます。
ホテルが掲げる「”ストリングス”のように、お客様のこころの琴線にふれるおもてなし」はちゃんと実践されていると思います。「ザ・ダイニングルーム」のスタッフは見習った方がいいですよ、マジで。
客室階へ通じるシースルーのエレベーターはセキュリティ機能つき。エレベーターホールに入るためにはルームキーが必要です。
このイーストワンタワーは概ね六角形をしていて、客室は中央の吹き抜けをぐるりと囲んで配置されています。廊下もガラス張りでロビーを見下ろせる造り。
Room
今回の部屋はスタンダードフロア27階の「プレミアダブル」。予約はデラックスルームでしたがアンバサダー会員特典でアップグレードしていただけました。
でも、ここは「全日空ホテル(現ANAインターコンチネンタルホテル東京)よりもハイグレード」というコンセプトで造られたホテルなので価格設定はいまだに強気。サービスはともかく、ハードの質感はイマイチなので、アップグレードされてようやく値段相応という気もします。
今回のタイプの客室はコーナーに位置するためちょっと変わったレイアウト。ダブルとツインでもレイアウトは全く異なります。
ドアを開けると正面に大きなクローゼットがあって、バスローブやセーフティボックスが納められています。アイロンが常備されているのは嬉しい。
ミニバーに置いてあるカップはWedge Woodでした。
側には床から天井まである大きな姿見があり、反対側にはミニバーと冷蔵庫。ここにもミラーが多用されています。
テレビはSONY製「BRAVIA KDL-40EX500」。高い位置に設置されているためデスクからは見づらく、また角度が変えられないのでベッドからも斜めになって見づらい…。
また、リモコンは純正品ではなくオリジナルなものに差し替えられていて、まるでエアコンのリモコンみたいに簡素なもので最低限の機能しかありません。EPGを観られないのはかなり不便でした。
デスクは大きくて使い勝手は良好。甲板の中央を持ち上げれば裏面が鏡になった収納スペース。そこに納められているのはレターセットやTVガイド程度。どうせならホテルディレクトリもデスクの上に置かず、ここに入れておけば良いのに。デスクチェアは革張りでキャスター付き。肘掛けは無く、ちょっと固い座り心地です。
そしてクローゼットの真裏がベッドルーム。この部屋の面積は38㎡だけど、クローゼットとバスルームが大きいのでベッドルームは数字よりも狭く感じます。
また、このクラスのホテルにしては天井高も低い。「デラックスルーム」は3mあるそうだけど、この部屋の天井はジャンプすれば届いてしまうほど。ただし窓がワイドなので圧迫感はありません。
ベッドは180cm幅でエースベッド製のマットレス。シーツの肌触りはザワザワしていてイマイチ。
奥まった狭いところは柱があってデットスペース気味。そこには一人用のソファが二脚と丸テーブルが置かれています。クッションはやけに小さく、オットマンが無いので今ひとつ寛げない。
Bath Room
デスク横の引き戸を開けるとフローリングのパウダースペースになっています。ボウルは丸い形状。
アメニティはインターコンチネンタル共通の「Elemis」。なぜかヘアブラシがありません。
トイレはシンク横にあるタイルが張られた壁の反対側にあります。壁があるとはいえ、完全には隠れません。このパウダースペースは十分な広さがあるのに、なぜ個室にしなかったのかのでしょうか。
バスルームはガラス張りで洗い場つきタイプ。
バスタブは幅が狭く、長さと深さはソコソコ。できればもうワンサイズ大きい物にして欲しかった。また、オーバーフローが低い位置にあり、洗い場つきなのにお湯を目一杯に溜めることができないのも残念。このバスルーム&パスダースペースは快適だけれど、詰めの甘さが少し目立ちます。
View
ワイドな窓にはレースのシェードとシンプルなデザインのドレープがついていて、共に手動。眺望は高輪方面。中央には品川「プリンスホテル村」を臨み、末尾「11」番の部屋は遠くに東京タワーが見えます。
高輪口にあった老舗の「京浜ホテル」はすったもんだの末に廃業・解体され、今はパチンコ屋になってしまいました。ネオンが鬱陶しいです。
真下には品川駅。もちろん電車も見えるけれど、「トレインビュー」というよりもむしろ「駅の屋根ビュー」。
「11」・「09」番共に、隣接する「10」番の部屋と斜め上下の部屋の窓が視界に入るので要注意です。また、防音は今ひとつ。真下を走る電車の音がやや気になります。
Breakfast
朝食はロビー階の「ザ・ダイニングルーム」でビュッフェか洋セットメニューです。和朝食やルームサービスにある「中華粥セット」は供されていません。ほとんどの方はビュッフェを選んでいましたが、今回は「アメリカンブレックファスト」をチョイス。
オムレツはプレーンで甘さ無し。見た目は美しいけれど、ふんわり感は今ひとつ。パンはクロワッサン・ほうれん草のデニッシュ・チョコレートマフィンの3種類。このパンはかなり酷い。特にクロワッサンはしんなりしていて不味い。
スタッフは大勢いる割に目が行き届いていません。食べ終わった皿がそのまま放置されている場面が多々ありました。動きはキビキビさに欠け、言葉遣いにも丁寧さが無い人が多い印象です。また、テーブルや椅子、カトラリーのメンテナンスはイマイチでキズが目立ちます。
■一休.comレストランでメロディア(イタリアングリル)を予約する
■一休.comレストランでチャイナシャドー(中国料理)を予約する
ストリングスホテル東京インターコンチネンタル
〒108-8282 港区港南2-16-1
TEL:03-5783-1111
チェックイン15:00 チェックアウト12:00