最大55%お得! Go To Travel×一休.comキャンペーン開催中
■2012年1月宿泊
Check In
フロントでチェックインの手続きしていると「和風の部屋はどうか?」との提案をいただきました。そのタイプはわずか4室しか無いためホテルの公式サイトには載っていないけれど、特に外国人ゲストには人気がある部屋とのこと。
せっかくだし、利用する機会もめったに無さそうなのでお願いすることにしました。
Room
アサインされたのは9階。外観は他の部屋と全く同じ(当たり前か)。でもドアを開けるといきなり違っていて、そこはホワイエのようなスペースで正面はアートが掛けられた壁。後述するミニバーの真裏にあたります。左側にはクローゼットがあって、その扉は和紙を使った観音開きです。
右に折れると左側がベッドルームで右側がバスルームという配置。「和風」といっても、あくまで和洋折衷の洋室なので床はカーペット敷き。「山の上ホテル」とは違って畳ではありません。元々このホテルは随所に和テイストが散りばめられているので、この部屋はそれを更に強めた感じです。
ライティングデスクとアーモアは他の部屋よりも濃厚な色に塗られています。アーモアに納められているAV機器は全く同じで、32インチ液晶テレビ、DVDプレーヤー、そしてMDコンポ。
デスクとアーモアの間にはデスクチェアがなぜかもう一脚置かれていました。
電話機にはボタンがたくさん。
デスク脇にある襖のような扉を開くとミニバー&冷蔵庫。
スナック類の品揃えは他と同じ。
コンドミニアムのようなミニシンクがあります。それだけ外国人の利用を想定しているという事でしょうか。
ベッドはもちろんフカフカのシーリー製マットレス。その上には派手な屏風が置かれ、下からライトが当てられています。ベッドスローは他客室と同一のものですが、この屏風とマッチしています。
部屋先端のせり出し分は広縁のよう。このように障子で仕切ることも可能です。障子の存在感が強く、端に寄せても部屋の開放感が損なわれるため、通常のスーペリアルームより若干狭く感じてしまうのが残念です。
アームチェアはシンプルなデザインながら上質なもの。でもソファじゃないから長時間座る気にはなれません。
Bath Room
バスルームは他の部屋とは大きく異なり、パウダースペースとウェットスペース、そしてトイレがそれぞれ独立した造りになっています。
パウダースペースは板張りでシンクは黒い石を使ったシックなデザイン。深いタイプなので水が飛び跳ねることも無くて使いやすい。
シンクの端にはお馴染みの液晶テレビ。ただバスタブからは当然見えません。
ウェットスペースの床と壁の下部は石造り、浴槽と壁の上部は檜造りです。そのメンテナンスの難しさゆえ経年劣化は否めませんが、檜の香りはまだ十分に感じられます。
浴槽は通常のバスタブよりも深さがあり、湯をたっぷり張って浸かれば、体の芯まで温まります。
バスアメニティは通常の部屋と同じロクシタン。ただしシャワージェルは檜を保護するため置いておらず、リクエストベースとなります。
View
今回の部屋はやや神田川寄りの部屋。目白通りサイドよりもこちらの方が庭園を満喫できる眺めですね。真下に見えるのは「料亭 綿水」の屋根でしょうか。
Breakfast
「イル・テアトロ」のアメリカンブレックファーストについてはこちらで。
「日本料理 みゆき」の和朝食についてはこちらで。
Spa&Fitness
2階には「悠」という充実したスパがあります。レセプションの奥にはプールに面した「スパラウンジ」も用意されています。
ロッカールームは結構広く、パウダースペースも充実しています。レンタルのTシャツは普通の綿シャツ。「シャングリ・ラ ホテル 東京」のようなドライシャツではありません。
フィットネスジムは長い廊下を抜けた先、スパエリアの最奥に位置しています。マシンはトレッドミル4台、クロストレーナー2台、バイク3台、他にはラットやプレスなどのマシンが数台ありました。あまり広くは無い上に天井が低く、外は全く見えません。そのためちょっと圧迫感が…。
温泉は系列の「伊東小涌園」から運んでくるという天然温泉です。檜をたっぷりと使った造りは、ここが都内のシティホテルであることを忘れさせる「THE 温泉」。ドライサウナもありました。
ただし湯温は42度。「ザ・リッツ・カールトン大阪」のスパもそうだけど、運動して火照った体には熱すぎる。
このスパは宿泊者でも5,250円と結構なお値段。部屋で着替えてフィットネスジムの利用だけなら無料だそうですが…(ウェアとシューズのレンタルも無料)。「セントレジスホテル大阪」じゃあるまいし、汗だくのままエレベーターに乗るなんて勘弁です。
Impression
噂通りに個性的な部屋でした。バスルームはラグジュアリーホテルらしいゴージャス感は乏しいけれど、深さのある浴槽はゆったりと浸かれるので快適。それにベッドルームの使い勝手は他の部屋と大きくは変わりません。だから僕は「これはこれでアリ」だと感じました。
ただしそれは、何度もこのホテルを利用しているから言えるのであって、初めて訪れるならば通常のタイプを選ぶべきでしょう。
■一休.comレストランでイル・テアトロ(イタリア料理)を予約する
■一休.comレストランでカジュアルダイニング ザ・ビストロ(洋食)を予約する
■一休.comレストランで日本料理みゆき(懐石・会席料理)を予約する
■一休.comレストランで石焼料理 木春堂(和食・鉄板焼き)を予約する
ホテル椿山荘東京
〒112-8680 文京区関口2-10-8
TEL 03-3943-0996
チェックイン15:00 チェックアウト12:00