■2014年10月宿泊
Check In
館内のリノベーションが続く「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ」。2012年に「クラシックフロア」、「レギュラーフロア」、「クラブインターコンチネンタルフロア」の3フロア構成になりましたが、またもや変更があったようです。
クラシックフロアとレギュラーフロアを再統合し、うち18~19階を「エグゼクティブフロア」として独立。
このエグゼクティブフロアは客室が大幅に改装されると共に、料金には「シェフズライブキッチン」の朝食が含まれています。しかし、20階のクラブラウンジは利用できない中間カテゴリーです。
部屋からの眺望カテゴリーも変更があり、ベイビューは「レインボーブリッジビュー」に改称され、新たに「東京タワービュー」が追加されました。
また、前回の変更時に新設された「スカイツリービュー」に属するのは先端のビューバスルームだけになり、他の部屋は以前のリバービューに戻されたようです。
この日、エントランスを抜け、金屏風に違和感をいまだ拭えないままフロントにたどり着くと、おしぼりが供されました。汗をかくような時季ではないけれど嬉しいですね。
同じIHG・ANA系で同オーナーの「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」で以前から実施されていたサービスを当ホテルでも取り入れたのでしょうか。
チェックインの手続きをしてくれたのは研修生バッジを付けた女性スタッフ。柔らかい言葉遣いで好印象です。通常、チェックイン時にはクレジットカードのオーソリチェックを行いますが、前払いも可能。
その場合はフロントに内線で連絡をすればそのまま立ち寄ること無くチェックアウト可とのこと。「ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC」と同じサービスですね。
4基あるエレベーターは相変わらずスピードが遅い。カゴの中にはフロアカテゴリーを示すパネルがやたらと貼られ、さらにクラブフロア用のカードスロットが追加されてゴチャゴチャしている印象を受けます。
Room
今回の部屋はレギュラーフロア15階の「スーペリアダブル」。このタイプは2014年2月にリニューアルされていますが、派手になったクラブインターコンチネンタルフロアやエグゼクティブフロアとは異なり、あまり変わった印象はありません。
クローゼット中の壁紙は劣化が激しいのでさすがに改修が必要だと思います。
テレビが載っているキャビネットや大型のライティングデスクも慣れ親しんだものだし、キャビネット付近が暗いのも相変わらず。
窓側にはゆったりとした一人掛けのソファ。オットマンつきで快適だけど、いかんせんデザインには時代を感じます。なお、ツインルームの場合、オットマンは無く、アームチェア×2に変わります。
この部屋でリノベーションされたことを唯一実感できるのがベッド。使われているのは当ホテルの経営母体であるベストブライダルがシーリーと共同開発した「BEST SLEEP」。31cmもの厚みがあってどっしりとした弾力を感じられるマットレスです。
ただ、シーツの滑らかさが今ひとつなのは惜しい。ナイトテーブルは両サイドに。コンセントが無い上に床にはコードが剥き出しです。
Bath Room
バスルームもベッドルーム同様に変化は見られません。深さのある大型のバスタブも健在で非常に快適です。「グランドハイアット東京」のような洗い場付きタイプを除けば、最も快適なバスルームの一つですね。
クラブフロアとは異なり、バスローブやバスピローは無いものの、バスソルトが用意されているのは嬉しいポイント。
View
今回の部屋は「リバービュー」。隅田川を川下から望む美しい眺めで、「大川端リバーシティ21」を中心とするタワーマンション夜景も綺麗です。一番手前に見える橋は、築地市場の移転後に開通予定の環状二号線「築地大橋」です。
この部屋は旧カテゴリだと「スカイツリービュー」に属するため、東京スカイツリーをかなりクリアに見ることができます。
なお、この写真は2014年のものですが、現在は勝どき・月島エリアにタワーマンションがさらに増えています。
Impression
なんだかんだ言って、利用機会が多い当ホテル。さすがに古さは隠せなくなっているけれど、クラブインターコンチネンタルフロアやエグゼクティブフロアのような派手さは好きになれません。できれば「インターコンチネンタルホテル大阪」のようにナチュラルなテイストでの改装を期待したい。
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ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
〒105-8576 港区海岸1-16-2
TEL 03-5404-2222
チェックイン15:00 チェックアウト12:00