■2015年7月宿泊
Room
銀座駅や東銀座駅、銀座一丁目駅など周囲には駅が多く、とても便利な場所に建つ「ソラリア西鉄ホテル銀座」。
前回はツインルームの利用でしたが、今回は空きがなかったのでシングルルームを利用しました。
前回の「ツイン」が24㎡だったのに対し、この部屋の面積はわずかに15.4㎡。広さは一般的なビジネスホテルのシングルルームとさほど変わりませんが、洗い場付きのバスルームが特徴の客室です。
レイアウトは変わっていて、手前にライティングデスクとベッド、奥にシンク、トイレとバスルームという水廻りを配置した造り。
この部屋には廊下・玄関部分が無いため、ドアを開けるとベッドが丸見えになってしまいます。狭い事はもちろんだし、窓が無いようなものなので、開放感は皆無で、息苦しさすら覚えます。
クローゼットは幅30cmほどしかないコンパクトサイズ。ハンガーは4本だけ、スリッパはウォッシャブルタイプです。
ライティングデスクはドア側の壁に向けて設置。奥行きは約50cmで一般的なビジネスホテルのそれよりも短い。円盤形のスタンドライトは非力ですが、頭上にダウンライトがあるため作業に支障はありません。
デスクの引き出しは、上段にティーセットが収納され、下段はセーフティボックスになっています。
テレビは壁掛け式。その横にはズボンプレッサー。
ベッドは日本ベッド製「Silky Pocket」のレギュラータイプ。ツインルームの115cm幅に対し、こちらは140cm幅のダブルサイズで快適さはずっと上。
頭上には写真パネルがやはり飾られていて、この部屋では北海道美瑛町の丘。独立したナイトテーブルはありませんが、壁から小さな台が伸びていてコンセントも用意されています。
Bath Room
ベッドルームとパウダースペースはロールカーテンで仕切ることが可能。円形のシンクがスペースの大半を占めていて、私物を置くスペースはとても少ない。用意されているアメニティは必要最小限です。
このパウダースペースは奥のトイレまで続くフローリング。
ウェットスペースはシングルルームでは珍しい洗い場付き。壁は緩やかな凹凸のある白いタイル。バスタブのサイズはツインルームと同じ。長さは今ひとつだけど深さがあって肩までつかれます。
View
窓はトイレとバスルームの2箇所ありますが、いずれもスモークフィルムが貼られています。その先には隣接するビルの壁があるので眺望は全く望めません。
Impression
洗い場付きのバスルームは魅力的。しかし、部屋は数字よりもずっと狭く感じるし、「ドアを開けるとすぐにベッド」という造りは好きになれません。このホテルの宿泊ならツインルームが無難です。
ソラリア西鉄ホテル銀座
〒104-0061 中央区銀座4-9-2
TEL 03-6731-5555
チェックイン15:00 チェックアウト11:00