■2016年6月宿泊
Room
今回の部屋は当ホテルで最もリーズナブルな「アーバンシングル」。公式サイトには「アーバンダブル」という客室タイプも紹介されており、ベッドサイズの違い?と思いましたが、実は利用人数によって名称を使い分けているだけで、同一の客室だそうです。
※2018年10月現在、この客室タイプは「スタンダードダブル」と改称されたようです。
廊下部分にはゼブラ模様の枠がついた大きな姿見があり、対面のフレンチドアを開けると狭いバスルームになっています。
ドアを開けるとすぐ脇にクローゼットがあり、中にはズボンプレッサー、セーフティボックス、2段のチェスト、消臭スプレーと使い捨てスリッパが収納されています。
なお、アイロンはリクエストベース。持ってきてもらったアイロン台は小型で使いづらかったです。
部屋は縦長の造りで横幅はわずか2.75m。だからなのか24㎡という数字よりもずっと狭く感じます。窓に脚をむけるようにベッドが置かれているのはまさにシングルルーム。
窓近くにはデスクユニット、アームチェア、フロアスタンドが置かれています。さすがにこのあたりは狭く、天井高も一段低い2.2mしかないので少々息苦しい。
ライティングデスクは最大57cmの奥行きがあるものの、弓なり型なので実面積はあまり広くない。テレビは26インチとコンパクトな日立製「Wooo L26-H03B」。
下部にはテレビ台が置かれていますが、回すと壁に当たってしまい、ベッドからは少し斜めに観ることになります。
マットレスは150cm幅のシモンズ製なので快適です。ただし、独立したナイトテーブルは無く、私物を置けるのは頭上の衝立のようなヘッドボード前のちょっとしたスペースのみ。
狭いスペースに電話とコントローラーが載っており、コンセントもありません。
Bath Room
この部屋のバスルームは狭いユニットタイプ。シャワーブースがつくのは「デラックス」から。部屋自体が縦長で横幅が短いため、このバスルームもドアから正面の鏡までは1.4mしかありません。同じようなレイアウトの「ホテルアソシア新横浜」より更に狭い。
シンクは幅が長いので私物を置くスペースはたっぷりです。アメニティはANAクラウンプラザ共通のもの。京都のような+αはありません。
バスタブは長さはあまり無いものの、十分な深さのあるタイプ。シャワカーテンは柄もので洒落ています。
トイレも同居型。
View
今回の部屋は北側。眼下に金山駅や「アスナル金山」という商業施設を見下ろし、遠くには名古屋駅周辺の高層ビル群や栄のテレビ塔を望みます。
近所にある27階建てのタワーマンションを除けば、高い建物は少ないので見晴らしは良い。
ただし、線路に面しているため、電車の走行音・警笛音はかなり耳障りなので要注意。JRと名鉄が並行していて本数も多い。
Impression
シングルルームはやはり狭く、一人利用ならまだしも、二人利用(アーバンダブル)は厳しいと思います。また、バスルームは「デラックス」以上のルームカテゴリとはかなりの差があります。
なお、今回初めてスタンダードフロアを利用しましたが、ハイフロアとの違いは眺望よりも空気清浄機やDVDプレーヤーなどが無い点が大きいです。
■ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋宿泊記①・③・④
ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋
〒460-0023 名古屋市中区金山町1-1-1
TEL 052-683-4111 FAX 052-683-4121
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