■2012年2月宿泊
Living Room
今回は83㎡の「デラックスガーデンスイート」です。アサインされた部屋は8階のエレベーターホールを出てすぐの位置。騒音を心配しましたが、特に気になることはありませんでした。
部屋に入ると程なくしてメッセージカードとウェルカムスイーツが届けられました。苺のタルトが特に美味しかったです。
ドアを開けるとゆったりとしたホワイエ。左側にはゲスト用のトイレがあります。そこにはバスルームと同じ大きさのシンクが備わっていて広さも十分。もちろん大理石をふんだんに使っているので質感も高い。
ミニバー、冷蔵庫は共通です。
リビングルームの広さは「エグゼクティブスイート」と同じくらい。
二人がけソファと一人がけのソファは共にファンシーな花柄。座り心地はフカフカで最高なのは言うまでも無いですね。
窓際には大きな大理石の丸テーブルとアームチェアが二脚。ライティングデスクはここではなくベッドルームに置かれています。
テレビはエグゼクティブスイートのリビングルームと同じビクター製「PD42-DV50」。ゴミ箱は派手なゴールド。
下にはDVDプレーヤーとMDコンポ。ただし、DVDはコンポジット接続なので画質はいまいち。
Bed Room
真っ白なフレンチドアを抜けるとベッドルーム。コンパクトなエグゼクティブスイートのそれよりも広く、これだけで「スーペリアルーム」相当。せり出した窓もついています。
そのせり出し部分にはライティングデスクが設置され、庭園を見ながら仕事ができます。クラシカルなデザインのチェアは見た目よりもクッションが効くので快適。でも、せっかくリビングルームがあるというのに、デスクがベッドルームに置かれているのはちょっと微妙ですよね。
ベッドは他タイプと同じシーリー製。
ベッドルームにもDVDプレーヤーが用意されています。
ベッドの脇の通路を進むと独立したドレッサー。デラックスルームと同じものでしょうか。デスクは一般的なビジネスホテルのそれよりも大きいもの。
クローゼットは扉3枚分の広さを持ち、長期の滞在でも収納に困ることは無いでしょう。
Bath Room
バスルームの造りは他の客室タイプと同じ。こちらを参照ください。
View
今回の部屋も正面玄関寄り。そのため下層階の屋根が視界に入ります。三重塔の周りでは「雪吊り」が多く見られ、季節を感じる事ができました。
Breakfast
朝食はメインダイニング「
店内は広く、寿司と鉄板焼きカウンター席を備え、窓側のテーブル席からは広大な庭園を望みます。
朝食はメニューは白飯の「潮騒」、梅しそ粥の「朝露」、もずく粥の「朝霧」の3種類。違いはご飯だけで、おかずは共通です。今回は「潮騒」をいただきました。ご飯と味噌汁はお代わり可能です。
金目鯛はふっくらというより、しっかりとした食感で美味。卵焼きはやや甘めで、ちゃんと焼きたてが供されます。ゴボウサラダは辛みが強すぎてイマイチ。 ご飯は新潟産コシヒカリ「伝」。炊き加減はさすがに抜群でふっくら美味。滑子の味噌汁も濃厚さが程よく美味しいですね。
ジュースはオレンジ、グレープフルーツ、マンゴーの三種類から。味は至って普通ですね。「イル・テアトロ」とは違ってフレッシュ感はあまり無いです。
「イル・テアトロ」のアメリカンブレックファーストについてはこちらで。
Spa&Fitness
2階のスパとフィットネスジムについてはこちらで。
Impression
このホテルではスーペリア2タイプ、デラックス、エグゼクティブスイート、そして今回のデラックスガーデンスイートと計5種類の部屋を利用しました。客室のグレードは違ってもベッド・アメニティ・バスルームそして眺望に大きな違いは無いようです。
このデラックスガーデンスイートはスイートらしさというか、リビングとベッドが独立した使い心地の良さを十分に堪能できる部屋です。もちろん料金は高く、お得な宿泊プランもほとんど見かけません。頻繁に利用するのは難しいけれど、ハレの日にはオススメの部屋タイプだと思います。
ホテル椿山荘東京
〒112-8680 文京区関口2-10-8
TEL 03-3943-0996
チェックイン15:00 チェックアウト12:00