■2013年2月他宿泊
Check In
竹芝の「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ」では館内のリノベーションが進行中で、昨年末には1階ロビー周辺の改装が完了。メインエントランスの回転ドアが撤去され、外の柱には少しレトロなライトが取り付けられました。
館内に足を踏み入れてびっくり。キャンドル型のシャンデリアは健在だけど、暖炉が巨大な金屏風に変わっています。これまでは暖かみのあるロビーだったのに、ちょっと成金趣味な内装でショックを受けました。ソファの数が減ってガランとしているため殺風景な印象も強い。
フロントのカウンターは黒い石造りになりました。ただし、ラゲッジ台が無いのは相変わらず。チェックインの手続きはスムーズに完了。ベルのアテンドを断って客室へ向かいます。
Room
今回の部屋は22階クラブインターコンチネンタルフロアの「スーペリアツイン・ベイビュー」。本来の予約はレギュラーフロアでしたがアップグレードされました。ただし、昨年のレギュレーション改定によりラウンジアクセス権はつきません。
部屋の面積は35㎡、天井高は2.7m。部屋の造りは「レギュラーフロアのスーペリアツイン」と同じです。客室の改装も徐々に進んでいますが、この部屋はまだ未改装。
テレビはSHARP製「AQUOS LC32-DE5」。手前にはSONY製ブルーレイプレーヤー「BDP-S380」が剥き出しで置かれています。こうした不細工さはアーモアを含めた改装待ちでしょうか。クラブフロアにはズボンプレッサーや空気清浄機が用意されています。
冷蔵庫の中は満タン。右上のフルーツはアンバサダー特典です。
窓側に置かれたソファ2脚と丸テーブルには傷が目立ちます。
ベッドはハリウッドスタイル。しかし、これは中央のナイトテーブルを壁側に寄せて、ベッド2台をくっつけただけの「無理矢理ハリウッドツイン」。窓側のベッドには読書灯が無いし、ヘッドボードのカーブとも合っておらず非常に格好悪い。なぜこんな事をするのか理解に苦しみます。
部屋のリノベーションはまだだけどベッドは新調され、シーリー製「Black Lavel」のインターコンチネンタルオリジナルモデル。厚みがかなりあって床からの高さは65cmにも及びます。寝心地はシーリーらしく柔らかい。以前のシモンズ製マットレスは経年劣化が気になる部屋もあったのでこれは嬉しいですね。
Bath Room
バスルームもレギュラーフロアと基本的には同じシャワーブースを備えるタイプ。深くて大きなバスタブは非常に快適です。クラブフロアではバスソルトとバスピロー、拡大鏡などのアイテムが追加されています。
インターコンチネンタルホテル系列のアメニティといえば「エレミス」だけど、最近になって「AGRARIA」というブランドに変更されたようです。それらはレモン系の香りが強く、「ザ・ナハテラス」などで用いられているロクシタンのヴァーベナに似ています。
View
今回もベイビュー。エレベーターホールに近い浜松町駅寄りの部屋でした。ベイビューは反対側のリバービューと比べて部屋の位置による眺望の差異が少なく、どの部屋からもクリアな眺めを楽しめるのが嬉しい。
Impression
リノベーションされたロビーや1階のレストランの派手なデザインは、残念ながら好きになれません。それはそれで個性的だけど、このホテルがやらなくても…と思います。
「ANAインターコンチネンタルホテル東京」のクラブラウンジ別料金化、夏に開業する「インターコンチネンタルホテル大阪」の高額な料金設定など、IHG・ANAホテルズはどうも迷走している気がしてなりません。
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ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
〒105-8576 港区海岸1-16-2
TEL 03-5404-2222
チェックイン15:00 チェックアウト12:00