最大55%お得! Go To Travel×一休.comキャンペーン開催中
■2018年10月宿泊
Check In
「東京ドームホテル」の最寄り駅はJRと都営三田線の水道橋駅で、地下鉄南北線・丸ノ内線の後楽園駅も徒歩圏内です。東京駅からはタクシーで15分程度と近く、羽田・成田両空港へのリムジンバスも運行されています。
ホテルが建つ水道橋はオフィスや学校が多いエリアですが、少し足を伸ばすと神保町や神楽坂といった散策が楽しい街があり、観光にはとても便利な立地です。
ホテルの建物は地上43階建て。「パークハイアット東京」が入居する新宿パークタワーや「ザ・プリンスパークタワー東京」を手がけた丹下健三氏の設計です。
ホテルは旧後楽園球場の跡地に建てられており、外堀通りに面しています。ところが、メインエントランスの前だけは他社敷地のようで、以前はタクシー会社の車両基地、現在はこのようなコインパーキングとなっています。「地上げに失敗した」感が強くてこれは残念。
こちらはそのメインエントランス。ドアマンが常駐していますが、彼らは高級車から降りてくるゲストの対応に手一杯の様子でした。
エントランスは複数あり、ここは東京ドームシティ側の3階エントランス。すぐ隣は朝食会場でもある「スーパーダイニング リラッサ」。
2階の西側にもエントランスがあって、水道橋駅西口や黄色いビル(JRAウインズ後楽園や東京ドームボウリングセンターなど)はこちらが最寄りとなります。
東京ドームシティ側はイルミネーションが綺麗なので低層の客室でも眺望は魅力的かもしれません。
2階まで吹き抜けのロビーは非常に広く、ロビーラウンジ「ガーデンテラス」を併設しています。当ホテルは客室数1,006室という大型ホテルなので団体客の利用も多く、フロント前に添乗員デスクが設置されているのをよく見かけます。
フロントは真っ直ぐなカウンター。東京ドームでプロ野球の試合やライブが行われていると当ホテルは大混雑し、手続きにかなりの時間を要することがあります。公式サイトには「チェックイン混雑のお知らせ」が掲載されているので、宿泊時は要チェックです。
この日は幸いにもイベントは特に無く、行列用のパーティションベルトが置かれていたものの、スムーズにチェックインの手続きがなされました。
手続きはスムーズに進み、あっという間に完了。フロント周辺には案内係のような若いスタッフや黒服が数多く立っていましたが、客室へのアテンドは行っていないようです。
エレベーターは建物の最東側にあり、全部で8基。高層階行き(25階以上)と低層階行き(24階以下)にそれぞれ4基ずつ割り当てられていますが、このエレベーターは待ち時間が長いことで有名。
カゴはすべてシースルーで眺望を楽しめるのは良いけれど、スピードが非常に遅い。朝食やチェックアウトは時間に余裕を持って行動したほうが良いでしょう。
客室は9階から41階に設けられ、うち39〜41階は特別階「エクセレンシィフロア」と呼ばれています。通常階でも下層階(9〜22階)と上層階(23〜38階)では料金とアメニティが異なります。
なお、下層階にはダブルルームの設定は無いものの、「シングル」と呼ばれる客室でもベッド幅は1,530cmあって事実上のダブルルーム。
今回アサインされたのはエクセレンシィフロアの40階。39・41階とは階段で行き来することが可能です。このフロアには「エクセレンシィラウンジ」がありますが、今回は滞在時間が短く、利用する機会はありませんでした。
廊下は一直線でカーペットはフカフカ、ホテルでは珍しいほど照度が高い。
隣接する客室との間にはガラスのパネルが設置されています。
Room
利用したのは「エクセレンシィダブル」。客室面積は33㎡で天井高は2.8m。横幅が狭い上にベッドとアーモアが大きく、また窓際の狭いスペースにライティングデスク、空気清浄機が置かれているため、実際の数字よりずっと狭く感じます。
室内のインテリアはベージュを基調としていて落ち着きますが、夜はちょっと暗い。
クローゼットの扉は鏡張りのスライドドア。クローゼットそのものがコンパクトなため開口部が狭くて使い勝手は悪い。スライドドアよりフレンチドアの方が良かったと思います。中には竹踏みが用意され、ハンガーは10本。
使い捨てスリッパはワッフル地で底面はビーチサンダルくらいの厚さがあります。クラブフロアらしく無料のシューシャインサービスがあるのは嬉しい。
バスルームの扉はクロスが貼ってあるとはいえ、ワンルームマンションのように安っぽいもの。
木目調の仕切りは縁が丸く加工されているのが特徴。これだけで質感がアップしている気がします。
ティーセットはコーヒー、煎茶、ウーロン茶、ダージリンのティーバッグ。冷蔵庫上の引き出しは空っぽ。
冷蔵庫のビールは370円、ミネラルウォーターはエクセレンシィフロアでも有料で各種205円。「財宝」というのは鹿児島産の温泉水だそう。スナックはチップスターのみ。
通常階ではテレビがデスクの上に置かれていますが、この部屋では大きなアーモアに納められています。アーモアは大きいけれど、テレビそのものは小さくて32インチのPanasonic「TH-32D300」。WOWOWと日テレG+が視聴可能です。
テレビの両サイドはスピーカーかと思ったら棚になっていて現在は未使用。下部には「DMP-BD90」というブルーレイプレーヤーあり。
ナイトシャツはワッフル地の浴衣!
セーフティボックスはここに。
ライティングデスクは窓際に置かれた独立型。両サイドがメタリックなデザインでゴミ箱もメタリック。幅110cm×奥行き58cmと独立型にしてはやや小さく、机上には無料スマホ「handy」やミラー、ティッシュボックス、各種チラシが目一杯に置かれていてゴチャゴチャ。
頭上にダウンライトは無く、卓上スタンドだけでは物足りません。
デスクチェアは2脚あり、いずれも肘掛け付き。キャスターはないものの座り心地は良好です。
アームチェアは1脚のみ。柔らかくて座り心地はまずまず。オットマンつき。
ベッドは低く、床からの高さはわずか40cm。マットレスは200cm幅のサータ社製。一定の固さはあるものの結構沈み込まタイプで寝心地はなかなか良好でした。ただしシーツの肌触りはザラザラで決して褒められたものではないです。
ナイトテーブルは両サイドに設置され、後付けのコンセントあり。
ルームサービスは6:30から24:00まで。朝食は「アメリカンブレックファスト」(2,916円)、「コンチネンタルブレックファスト」(2,052円)、「京の朝食」(2,808円)の3種類。
ランチ・ディナーは7,200円のコースや「キャビア」(19,440円!)や「熊魚菴たん熊北店」の和食メニューを除けば比較的リーズナブルで、カレーやチャーハン、パスタなどが2,000円程度。
また21:00以降はミッドナイトメニューになりますが、IHG・ANA系のように「おにぎり、うどん、チーズのみ」ということはなく、前述のカレーやパスタ、中華メニュー(22:30まで)もオーダーできます。
Bath Room
バスルームは残念ながらシンク・トイレ・バスタブが同居しているタイプでシャワーブースはありません。壁はオフホワイトとベージュの格子柄。シンク前のスペースは居室と同じカーペット敷き。トイレットペーパーは安っぽいシングル。
シンクは広々とした造り。バスローブは厚手でどっしりとしたもの。やや劣化していてゴワつきを感じます。
クラブフロアだけにアメニティは充実していてマウスウォッシュやバスジェル(ただし泡立ちは今ひとつ)がありました。シャンプー類はPOLA製「アロマエッセゴールド」。基礎化粧品も同ラインとGACHIのものが用意されています。
バスタブの大きさは十分なもの。バスタブの上にも照明があるので、シャワーカーテンを閉めても十分に明るい。
View
窓は幅2.23m×高さ2.1mと大きい。今回の部屋は東京ドームとは反対の南側で「パレス側」と大袈裟なネーミングがつけられています。遠くには皇居や丸の内周辺の高層ビル群を望み、眼下には水道橋駅。駅周辺は雑居ビルや低層のビルが多いので眺めは良好。右側には「飯田橋アイガーデンテラス」の「ホテルメトロポリタンエドモント」が見えます。
この日は天気が悪く、残念ながら眺めは今ひとつ。この画像では分かりづらいですが、東京タワーが真正面に先端だけ見えます。
Impression
大規模ホテルゆえイベント開催時には人が多すぎてうんざりするし、料金も跳ね上がるので、利用日選びが重要なホテルと言えます。
決してハイグレードなホテルではありませんが、眺望とアクセスが良く、使い勝手は良好です。なお、誕生月に宿泊すると観覧車(「ビッグ・オー」)のペア乗車チケットがもらえるという特典はユニークですね。
■一休.comでDining DEUX MIL(フランス料理)を予約する
■一休.comでアーティストカフェ(イタリア料理)を予約する
■一休.comでスーパーダイニングリラッサ(ブッフェ)を予約する
東京ドームホテル
〒112-8562 文京区後楽1-3-61
TEL:03-5805-2111
チェックイン14:00 チェックアウト11:00