ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル宿泊記①「クラブインターコンチネンタル・ダブル(ベイビュー)」

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■2012年6月宿泊

Check In

「ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル」の最寄り駅は市営地下鉄みなとみらい駅。エスカレーターでクイーンズスクエアの2階へ上がり、国際大通りに架かる橋を渡ってアプローチします。

当ホテルはMM21地区の3ホテルで最も海側に位置しており、隣りの「横浜ベイホテル東急」や「横浜ロイヤルパークホテル」とは違って雨に濡れずにホテルへ行くことはできません。

エントランスは建物の「背中」側にあり、2階のサブエントランスはパシフィコ横浜の円形広場に面しています。

ロビーは吹き抜けでいかにもなグランドホテル。

この日はイベントが開催されていて周囲は大勢の人で賑わっていました。その影響なのかフロントにもチェックイン待ちの大行列ができていましたが、それを無視してクラブラウンジへ直行します。

エレベーターはスピードが遅い上に冷房の効きが今ひとつでこの時期は少しツライ。それはともかく、6基のうち2基はシースルーで、ホテル裏に広がるマンション群の夜景がとても綺麗だったので、「ビジネスルーム」という客室タイプにも興味津々です。

エレベーターホールはだだっ広い。

クラブラウンジは28階にあり、ウェルカムドリンクを飲みながらチェックインの手続きを行います。スタッフの対応は非常に丁寧で気持ちの良いもの。ただし、残念ながらオレンジジュースはフレッシュでは無く、グラスには細かいキズが目立ちます。

今回予約したのは「クラブインターコンチネンタルダブル」。アンバサダー会員特典で7階にある「ジュニアスイート」(ラウンジアクセス付き)へのアップグレードへも可能とのことでしたが、その場合はツインベッドになってしまうので今回は辞退して予約通りのダブルルームをお願いしました。

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Room

アサインされた部屋はクラブラウンジと同じ28階。ルームキーは一般的なカードキーだけど、扉のスロットに下から上に向けて挿し込む珍しい方式。

客室面積は38㎡。天井が少し低い上にバスルームの占める割合が高いせいか、数字よりも少し狭く感じます。インテリアはホワイトとマリンブルーを多用していて明るく、リゾートっぽさは十分です。

IHG系ホテルらしく、クローゼットの中にはアイロンが用意されていて助かりますが、バスローブはややくたびれ気味。

存在感の大きいアーモアは他よりも少し濃厚なインディゴブルー。中に納められているテレビは東芝製の「REGZA 37R1」。引き出しは2列×3段と収納力は十分。パジャマはワンピースタイプの非常にシンプルなデザインで人間ドックの検診服みたいです。

真っ白なライティングデスクは年季の入ったもの。チェアも肘掛けを持たない昔ながらのタイプ。卓上に置かれたスタンドライトは照度がやや不足。電話機は何ともレトロですね。

窓際にはどっしりとしたアームチェアが2脚とラウンドテーブル。眺望をウリにしているだけに、チェアは窓に向けられています。

アンバサダー会員向けのウェルカムギフトはフルーツとホテルを模したチョコレート。

ベッドはシモンズ製マットレスで180cm幅。シモンズにしては柔らかい印象です。ターンダウンはリクエストベース。ナイトテーブルにコンセントが無いのは何かと不便でした。

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Bath Room

バスルームは大理石を多用していて質感はそれなりに高い。

シャワーブースも備わっています。ただしバスタブからはシンク下の配管が見えるし、大理石には経年劣化が多々。

シンクはやや小振りなもの。トップには黒い石を用いていてスツールもありました。掃除機のホースみたいなドライヤーは時代を感じさせるけれど、それとは別に新しめのドライヤーもあるので心配は無用です。

バスアメニティはインターコンチネンタル共通のエレミス。他のアメニティはお馴染みの安っぽい箱入り。

バスタブは大きめでバスソルトも用意されているので十分に寛げます。せっかくのバスピローはタオル掛けされておらずビニール丸出しなのが残念。

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View

今回の部屋は海側の「ベイビュー」。「横浜ベイホテル東急のベイブリッジビュー」は当ホテルの存在感が大きすぎてイマイチな印象でしたが、この部屋からの眺めは遮るものが無いまさに「ベイビュー」。

レインボーブリッジに比べると横浜ベイブリッジのライトアップは少し地味だけど、周囲の景色もまた美しく、望む眺望全体が魅力的です。

眼下に広がる臨港パークなどの緑も綺麗です。

インターコンチネンタルならベイビュー、横浜ベイホテル東急ならパークビューがオススメです。

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Club Lounge

クラブラウンジは28階の「シティビュー」側に設置されています。手前にコンシェルジュデスクがあり、奥のダイニングエリアはL字型。広さはまずまずですが、天井が低いのは気になります。

テーブルとチェアは黒を主体としているので、意外にシックなインテリア。ほとんどが2人席で4人以上で座れる席は奥にあるソファくらいです。

朝食時を除きドリンクはオーダー制。カクテルタイムのフードは焼豚、野菜スティック、魚のマリネ、南蛮揚げなど。お腹に溜まるようなものは少ないです。

朝食は洋食のみで和食はありません。料理はカリカリのベーコンやスモークサーモン、スモークターキーブレスト、三種類の温野菜(ブロッコリ、カリフラワー、いんげん)、スクランブルエッグ、温泉卵など。シリアルは既製品のコーンフレークが箱ごと置いてありました。

クロワッサンはエシレのバターを使ったホテル自慢の一品。バターの風味は思いのほか控えめな印象ですが、サクサク感は上々で美味しかった。

ラウンジからのシティービュー。観覧車は真横から。

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Impression

当ホテルはかつて横浜を代表する人気ホテルでしたが、年月の経過と共に建物は老朽化。利用した方からは「フロントに行列ができる」や「壁が薄い」と言った不満の声をよく耳にするようになりました。

この日も実際に行列はできていたし、近隣の部屋からドンドンという音も響いてきました。ただそれらは他のホテルと比べて突出している程では無い気がします。

改装されたこのクラブルームは快適でそれなりの満足感を得ることができました。また機会があれば利用したいですね。

■ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル宿泊記②

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ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
〒220-8522 横浜市西区みなとみらい1-1-1
TEL 045-223-2222 FAX 045-223-2313
チェックイン14:00 チェックアウト11:00

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